アニメ映画『トラペジウム』が2024年5月10日(金)に公開されることが決定した。

元乃木坂46の高山一実による同名小説を原作とした同作。「絶対にアイドルになる」ため、自らに4箇条を課して高校生活を送っていた東ゆうが、別々の高校に通う東西南北の「輝く星たち」を仲間にし、自身の夢を追いかけていく10年間を描いた青春物語となっている。同作で小説家デビューを果たした高山は、映画でもシナリオ制作などに携わった。情報解禁に際し、高山からの文章と動画コメントが公開された。
自分の頭の中にあったものがこうして映画化にまで発展し、嬉しい気持ち・気恥ずかしい気持ち・不安な気持ちと色々な気持ちが溢れています。小説とアニメ制作、全く別の難しさはありましたが、スタッフの皆さんにお力添えいただきながら長い期間に亘り制作に携わらせていただきました。やっと皆さんに観ていただけるということがすごく楽しみです。2024年5月10日(金)、ぜひ劇場にいらしてください。
高山一実
東ゆうを演じるのは、2024年4月より放送されるアニメ『逃げ上手の若君』で主人公・北条時行、『となりの妖怪さん』で少女・杉本睦実を演じる結川あさき。主題歌は「どこかにある六畳半アパートの、各部屋の住人の歌」をコンセプトに、楽曲ごとに「歌い手」「作り手」を替えて発表する音楽プロジェクト、MAISONdes(メゾン・デ)が担当している。アニメ制作は『ぼっち・ざ・ろっく!』や『SPY×FAMILY』などを手がけたCloverWorks。
情報解禁と同時に、ティザーポスターと特報映像も解禁された。ポスタービジュアルは「わたし一人では、アイドルになれないんだって」のキャッチコピーとともに、東ゆうが涙を零すものとなっている。また、特報映像ではMAISONdesの主題歌が一部試聴可能となっているほか、彼女がアイドルを目指す苦悩が雨の音を用いて印象的に描かれた内容となっている。