南京豆NAMENAMEの舞台『俺(たち)が居ないと世界は平和』が11月29日(水)から12月3日(日)まで、東京・下北沢のOFF・OFFシアターで上演される。
南京豆NAMENAMEは2017年に法政大学Ⅰ部演劇研究会出身である河村慎也と八木そのによって結成された演劇グループ。「ラフでポップだが血の通った演劇の創作」「やりたいことはなんでもやる」の2つを理念として掲げている。
同公演は2020年8月に上演された『俺が居ないと世界は平和』を、2023年だからこそできる内容にリライトし再演されるもの。友人と言うには少し遠い人間の死から始まり、現代社会からあぶれた若者4人の「宇宙の広さに想いを馳せる会」の追憶と悲鳴と彼らなりの愛を叫ぶ、パワー型青春群像喜劇となっている。
作・演出を務めるのは河村慎也。出演者はWキャストとなっており、チーム星には岡本セキユ、梢栄、佐藤友美、環幸乃、チーム虫には河西凜、北本あや、北原州真、小林桃香が名を連ねている。また日替わりゲストとして、河村凌、藤本康平、河村慎也、松森モヘーが出演する。
チケットは現在発売中。各チームや日替わりゲストの出演日程については、公式サイトをチェックしよう。

【河村慎也のコメント】
この公演はお祭りです。
初演版『俺が居ないと世界は平和』は2020年のコロナ禍真っ只中に行われました。
客席も制限し総来場者数100人にも満たず、静かに時の流れと共に忘れ去られていく筈だった本作でした。
それを急に引っ張り出してきて、Wチーム計8人の完全新キャストと、豪華4人の日替わりキャストで、てんやわんやのお祭り騒ぎに作り変えます。
南京豆NAMENAMEは、Wキャストも日替わりキャストも再演も初めてです。
主宰自身、もう大混乱です。
もう何が起きるか分かりません。
そんな自由で不確かでエネルギーに満ちた、そう言われるととても演劇的な、『俺(たち)が居ないと世界は平和』というお祭りに足を運んで頂けると幸いです。