児童文学館『魔法の文学館』(江戸川区角野栄子児童文学館)が11月3日(金・祝)に東京・南葛西のなぎさ公園内にオープンする。
同文学館は『魔女の宅急便』などの作者として知られる、児童文学作家の角野栄子の作品の世界観が表現されている。コンセプトカラーは「いちご色」で、館内は『魔女の宅急便』の舞台「コリコの町」をイメージしたデザインとなっている。隈研吾が同文学館の設計を行い、館内の内装デザインはアートディレクターのくぼしまりおが手掛けている。
1階は角野栄子の代表作のキャラクターたちが登場するプロジェクションマッピングが投影されているほか、角野の著作を始め、角野が自ら選んだ世界の児童書や絵本を読むことができる。2階には「栄子さんのアトリエ」として、角野の仕事場を模したコーナーがあり、直筆原稿や絵具などの文房具が展示されているほか、角野栄子や児童文学に関する企画展が半年ごとに開催されるギャラリーがある。
企画展の第1回目は、角野栄子が世界各地から集めた「魔女人形」のコレクションを紹介する『魔女まじょ展』が11月3日(金・祝)から2024年4月8日(月)まで開催される。