日本のファッションデザイナーの草分け的存在、コシノアヤコの物語が『コシノアヤコの生涯』(仮題)として2025年に映画化されることが発表された。
ファッションデザイナーの三姉妹、コシノヒロコ、コシノジュンコ、コシノミチコの母でもあり、2006年に92歳で他界する直前まで現役を貫いたコシノアヤコ。その生涯は2011年にNHK連続テレビ小説『カーネーション』のモデルとしてテレビドラマ化されていたが、映画化は初となる。
監督は『笑顔の向こうに』が2018年にモナコ国際映画祭でグランプリを受賞した榎本二郎、脚本は東宝・博多座の舞台『夫婦漫才』、テレビ東京『吉祥寺ルーザーズ』などを手がけた池田テツヒロが務める。
10月11日(水)には大阪・中之島ラブセントラルで映画化発表会見が行われ、コシノヒロコ、コシノジュンコ、コシノミチコが揃って登壇。会見でコシノヒロコは「お母ちゃんにまた会えるから、嬉しいなあ」と喜びを口にし、コシノジュンコは「お母ちゃんのパワーすごいよ!」と作品への期待を語った。またコシノミチコは「この作品で、お母ちゃんにカンヌ映画祭に出てもらいます!」と意気込みと目標を発信した。