10月6日(金)に公開される映画『アントニオ猪木をさがして』に福山雅治がナレーション出演し、主題歌を担当することが決定した。
プロレスファンであり、2022年10月1日に逝去したアントニオ猪木をリスペクトする福山。同作ではナレーションを務め、猪木のプロレス入場テーマ曲”炎のファイター”をカバーした楽曲”炎のファイター~Carry on the fighting sprit~”で主題歌を担当する。担当決定に際して、福山からコメントと猪木との思い出写真が到着している。
また主題歌が使用された予告動画と、ポスタービジュアルも同時解禁となった。
なお同作は生前の猪木の雄姿を捉えた貴重なアーカイブ映像やスチールを用いたパート、猪木から多大な影響を受けたプロレスラーや各界の著名人たちが猪木の足跡を辿る旅に出るドキュメンタリーパート、猪木から力を貰った市井の男の半生をドラマとして描く短編映画パートで構成されている。
【福山雅治コメント全文】
この度、映画『アントニオ猪木をさがして』のナレーションおよび主題歌のオファーをいただいたことは、30年以上にわたる僕の活動の中でも、とても大きな驚きであり大きな喜びでした。
僕にとって猪木さんは、物心ついた頃から現在そして未来に至るまで、いつの時代においても最強のスーパーヒーローです。
今作では猪木さんの入場テーマ曲である「炎のファイター」をプロデュースするという大役をいただいたことに、誠に勝手ながらご縁を感じております。
というのも、僕が「音楽で食べていくんだ」という、周りからしてみれば馬鹿げた夢を持って18歳で長崎から上京した直後、東京で初めて出会った著名人が猪木さんだったのです。
当時、新宿区百人町でアルバイトをしていたピザ屋さんのオープン記念に猪木さんがいらっしゃったんです。
その時、集合写真の撮影では図々しくも猪木さんの隣に立たせていただきました。
その写真は僕にとって一生の宝物となっています。
2023年の今「炎のファイター」という楽曲を、54歳の自分がプロデュースし演奏できるということに深い感慨を抱いております。
その喜びと猪木さんへのリスペクトから、今回のレコーディングはいつも以上に気合いが入り、予定していたスケジュールを大幅に超えるほど夢中になって演奏やサウンドディレクションをしていました。
結果、心揺さぶるサウンドに仕上がったと自負しております。
『アントニオ猪木をさがして』。
つまりそれは「自身に受け継がれた闘魂の現在地、そして道行をさがす」ということと解釈しています。
プロレス、ビジネス、発明、政治。
猪木さんの闘魂を源泉とした数々の表現は、これからも僕の心を焚き付け続けることでしょう。
福山雅治
映画『アントニオ猪木をさがして』
10月6日(金) TOHOシネマズ 日比谷 他 全国ロードショー
<ドキュメンタリーパートの出演者 (50音順/敬称略)>
アントニオ猪木 / アビッド・ハルーン / 有田哲平 / 海野翔太 / オカダ・カズチカ / 神田伯山 / 棚橋弘至 / 原悦生 / 藤波辰爾 / 藤原喜明 / 安田顕
<短編映画の出演者 (敬称略)>
番家天嵩 / 田口隆祐 / 大里菜桜 / 藤本静 / 山﨑光 / 新谷ゆづみ / 徳井優 / 後藤洋央紀 / 菅原大吉
<ナレーション> 福山雅治
主題歌「炎のファイター〜Carry on the fighting spirit〜」(福山雅治)
監督:和田圭介 / 三原光尋プロデューサー:筒井竜平/若林雄介
製作:「アントニオ猪木をさがして」製作委員会