8月25日(金)より日本公開となる映画『エリザベート 1878』(原題:Corsage)の新ビジュアルが公開された。
同作は19世紀後半にヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われたオーストリア皇妃エリザベートをヴィッキー・クリープスが演じ、美を保つために数々の逸話を残した彼女の孤独との戦いを監督・脚本のマリー・クロイツァーが現代的に表現。第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で最優秀演技賞を受賞し、第95回アカデミー賞でオーストリア代表国際長編映画賞ショートリストにも選出されている。
このたび公開された新ビジュアルには、エリザベートが格式高い装いに身を包みながらもタバコをくゆらせる姿を使用。19世紀末、貴族女性にとって禁じられていた習慣にも関わらず、実際に好んでタバコを吸っていたといわれるエリザベートの型破りな一面を覗かせたものとなっている。
また、東宝版ミュージカル『エリザベート』の初演でエリザベート役を演じた一路真輝からのコメントも公開された。大胆な解釈で表現された映画に対して「革命的」と賛辞を送っている。
一路真輝コメント
今までのエリザベート皇后の伝記を塗り替えてしまうような革命的な映画。
真実と嘘の境目は誰にもわからない。
でもこの映画を観た後はエリザベートが自由になれて良かったと心から思う、そこに真実があるのだとも。
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