映画『兎たちの暴走』が8月25日(金)に公開される。
同作は、上海出身の若手映画監督であるシェン・ユーのデビュー作品。2011年に実際に起きた、母と娘が、娘の同級生を誘拐した事件から着想を得ており、2020年に開催された第33回東京国際映画祭で、ワールドプレミア上映された。
主人公のシュイ・チンは、重工業が盛んな四川省の攀枝花市(はんしかし)で、父親と継母と弟と生活している高校生。裕福だが両親が不仲で悩みを抱えるグループのリーダー、ジン・シーと、地元の広告モデルをするほどの美人だが、父親の暴力に怯えるマー・ユエユエと、喧嘩しながらも楽しい高校生活を送っていた。そんなある日、生まれて間もないシュイ・チンと古い街を捨て、成都へ行ってしまった彼女の実母チュー・ティンが戻ってくる。憧れていた母との再会でシュイ・チンの生活は一変するというストーリーとなっている。
『兎たちの暴走』
監督::シェン・ユー(申瑜)
脚本:シェン・ユー(申瑜)、チウ・ユジエ(邱玉潔)、ファン・リー(方励)
プロデューサー:リー・ユー(李玉)、ファン・リー(方励)
出演::ワン・チェン(万茜)、リー・ゲンシー(李庚希)、ホァン・ジュエ(黄覚)ほか
(2020年/中国/105分/北京語、中国語/日本語字幕:鈴木真理子/原題:兔子暴力 The Old Town Girls )
配給・宣伝:アップリンク
©Beijing Laurel Films Co.,Ltd.