『永遠の都ローマ展』が、9月16日(土)から12月10日(日)まで東京・上野の東京都美術館で開催される。
明治政府が派遣した岩倉使節団がローマのカピトリーノ美術館を訪ねてから150年という節目で開催される、『永遠の都ローマ展』。同展は、ローマ建国神話の時代から、古代ローマ時代、芸術の最盛期を迎えたルネサンス・バロック時代を経て、17世紀以降の時代まで、「永遠の都」と呼ばれたローマの歴史と芸術を紹介する。
同展では、古代ローマ帝国の栄華を象徴する『コンスタンティヌス帝の巨像』の一部の原寸大複製が展示されるほか、ローマ教皇のコレクションを核に設立されたカピトリーノ美術館の所蔵品を中心に彫刻や絵画、版画など約70点が展示される。
《コンスタンティヌス帝の巨像の頭部(複製)》 ローマ文明博物館蔵
©Roma, Sovrintendenza Capitolina ai Beni Culturali / Archivio Fotografico del Museo della Civilità Romana
トスカーナの画家《ミケランジェロの肖像》 16世紀 油彩、カンヴァス カピトリーノ美術館蔵
©Roma, Sovrintendenza Capitolina ai Beni Culturali / Archivio Fotografico dei Musei Capitolini
《踊るマイナデスが表わされたレリーフ》 アウグストゥス帝時代 大理石 カピトリーノ美術館蔵
©Roma, Sovrintendenza Capitolina ai Beni Culturali / Archivio Fotografico dei Musei Capitolini