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手に取って、触れて、聴いて楽しめるのが、レコードの魅力
Celeina:今の時代、ネットやサブスクで音楽を聴くことが増えていますが、フィジカルの魅力は何だと思いますか?
石川:僕はレコードがCDやサブスクよりも好きで、愛着を感じますね。レコード好きな方は、コアなファンが多い印象です。物理的に手に取ることができ、触れて、聴いて楽しめるのが魅力だと思います。
Celeina:レコードを好きになったのはいつ頃ですか?
石川:高校生の頃です。周りでクラブカルチャーやヒップホップ、テクノが流行していて、スケートボードやストリートブランドと一緒に根付いていたんです。イケてる先輩がDJをしていたり、クラブで遊んでいたりしたので、その環境に憧れていました。
Celeina:周囲の影響も大きかったのですね。
タカノ:今日着ているTシャツはどんなものですか?
石川:SUGAR BABEという、山下達郎さんが若い頃に所属していたバンドのTシャツです。普通のアルバムのジャケットではなく、レコードのジャケットがプリントされているんです。ナイアガラ・レコードの表記も入っていて。再発はソニーやコロンビアから出ていますが、初版はナイアガラ・レコードから出たんですよ。達郎さんのレコードへの愛が詰まっていると感じて、とても気に入っています。
Celeina:レコードのジャケットをデザインしたTシャツなのですね、素敵です。さあ「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいています。どなたをご紹介いただけますか?
石川:漫画を描きながら「ソ連ファンク」を主宰している、「ディスクユニオン新宿ロックレコードストア」の店長の山中明さんです。
Celeina:音楽つながりで、明日は山中明さんをお迎えしたいと思います。最後に、ネットやサブスクでは聴けない、「JUST ON THE RADIO」な選曲をお願いします。
石川:サブスクではもちろん聴けなくて、CDも廃盤になっている、どついたるねんの”今夜はブギー・バック”という曲を最後に聴いていただけたらと思います。
Celeina:ありがとうございます。「FIST BUMP」、本日は下北沢のレコードショップ「JET SET TOKYO」の店長、石川遼太さんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann