グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
8月20日は、アパレルブランド「CHALLENGER」のデザイナーの田口悟さんからの紹介で、広尾のハンバーガーショップ「TEDDY BROWN」の大矢貴博さんが登場。こだわりの詰まったハンバーガーが出来るまでの経緯のほか、経営者として大切にしていることについても伺いました。
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パティもバンズもこだわり尽くした、黒毛和牛のハンバーガーを提供
Celeina(MC):大矢さんは1978年、大阪生まれ。「ビーフキッチン」など20店舗の飲食店を経営し、2度のM&Aを経験されています。今年4月3日には、東京の広尾にハンバーガーショップ「TEDDY BROWN」をオープンされました。我々、「TEDDY BROWN」のバーガーをいただいたんですが、頭に電気が流れるぐらい美味しかったです。パティもジューシーだし、バンズもすごくしっかりしていて、歯を入れた瞬間にとろけました。
タカノ(MC):ビーフパティが肉厚すぎて、シモンズのマットレスみたいな感じなんですよね。イメージなんですが、食べた瞬間、ビーフマットレスの上で小さいタカノが沢山「わーいわーい」と飛び跳ねているような感じになりました(笑)。
Celeina:あの美味しいバーガーの秘密を教えて下さい。
大矢:ありがとうございます。自分たちは以前焼肉屋さんをやっていたんですが、その時のメンバーが、「黒毛和牛を使ったハンバーガーをやりたい」と言っていたんです。それなら、黒毛和牛の最適解となるようなハンバーガーを作ろうと思って、始めました。食べごたえがある方がいいと思ったので、パティは180gにして、あとはハンバーガーはパン料理なので、黒毛和牛に合うオリジナルのバンズも開発しました。マヨネーズやケチャップなどのソース類も全て自家製ですし、フレンチフライを揚げる油も、米油を使っています。
Celeina:今、ハンバーガーがパン料理だと仰っていましたが、私はもともとハンバーガーに対してその印象があまりなかったんです。でも確かに、「TEDDY BROWN」のバンズって結構しっかりしていて、肉を際立たせるというよりは、全部の調和を意識されている感じがしました。バンズもこだわって、何回も研究を重ねて作っていったんですか?
大矢:はい。普通のバンズを焼く時より、1.3倍ぐらい時間をかけて焼き上げることをすごく大事にしています。パンに水分があるとサンドイッチになるので、できるだけ水分を飛ばしたくて。あとは、タンパク質含有率が最も高い小麦粉を使ってモチモチとした食感を出すようにしているのと、生地にマッシュポテトと種子島のオーガニックのきび砂糖を一緒に練り込んでいます。
Celeina:あのバンズにポテトが入っているんですか!?
大矢:そうなんです。
タカノ:バンズ、超美味しかったですよ。あれだけでも全然いけるぐらい。だから変な話なんですけど、食べた瞬間に「これ教えたくない」みたいな気持ちになっちゃって。
Celeina:俺だけの秘密にしたいみたいな。
タカノ:そういう風になっちゃいましたね。
大矢:ありがとうございます、本当に。