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アーティストのSOMETAは、絵を描くことで新たな価値が生まれることに楽しさを感じる

2025.6.27

#ART

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

6月5日は、移動式古本屋「tuneless melody bookstore」の堀田勇人さんからの紹介で、アーティストのSOMETAさんが登場。スニーカーの空き箱に絵を描いた作品が生まれたきっかけや制作方法、今後の目標などについて伺いました。

使われなくなったものに絵を描くことで、価値が生まれていくのが楽しい

Celeina(MC):SOMETAさんは、2020年から独学でデジタルイラストの制作を開始。楽曲のジャケットやアパレルなどのアートワークを手がけ、2022年にはアーティストとして活動をスタートしました。今日はスタジオに作品をお持ちいただいております。これはスニーカーの靴箱にイラストが描いてあるのでしょうか?

SOMETA:スニーカー屋さんとのポップアップイベントの時に作った作品です。というのも、使われていなかったスニーカーの古い空き箱がたくさんあったんですよ。 その空き箱を提供してもらって、イラストを描いて何か作品にしてみようというのが制作のきっかけでした。

Celeina:なるほど。かっこいいですね。

タカノ(MC):空き箱が生まれ変わりましたね。

SOMETA:カッコよかったけど使われなくなったものに価値が生まれていくのが楽しくて、もともと好きだった、昔のものへの興味がどんどん強くなっていきました。キャンバスに絵を描くだけでなく、いろんな支持体に描くようになりましたね。

Celeina:自由な発想がいいですね。

SOMETA:あまり気にせずにやっています。

タカノ:スニーカーの箱のもとのデザインに寄せたり、色を合わせたり、インスピレーションを受けて作品を作っていらっしゃる感じがします。

SOMETA:僕はおそらく、当時をすごく知っている世代と、当時を全く知らない若い世代のちょうど間くらいにいるという意識があって。 自分がカルチャーを生身で体験したわけじゃないけど、やっぱりリスペクトがあるんです。だから、当時のカルチャーを自分なりに今っぽく描き直して、若い人にも当時の人にも楽しんでもらえるようにするのが楽しいんだと思います。

Celeina:架け橋のような存在なんですね。

SOMETA:そうなりたいと思います。

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