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好きな映画は『ドニー・ダーコ』
Celeina:映画がお好きということですが、最近見て面白かったりとか、自分にとってのバイブル的な存在だったりする作品はありますか?
Kashew:最近見て面白かったのは『ドニー・ダーコ』(原題:Donnie Darko)という映画です。
Celeina:私まだ見られていないんですよ。
タカノ:僕は多分20年以上前に見ましたね。すごい作品でした。
Celeina:作品の内容は、7歳のドニーの家に飛行機のエンジンが落下し、彼の前に現れた銀色のウサギが「あと28日で世界が終末を迎える」と予言するというような不可解なオープニングで始まる、青春SFミステリーです。脚本に惚れこんだドリュー・バリモア(Drew Blythe Barrymore)が製作し、自らも教師役で出演しています。
タカノ:Kashewさんはこの映画のどのあたりに惹かれましたか?
Kashew:作品自体がすごく難しいじゃないですか。 でも変な魅力を感じて、何回も見ていたんです。そうしたら大きなテーマみたいなものがだんだん見えてきて、これやばいなと思って好きになりました。
タカノ:銀色のウサギが登場するんですよね。着ぐるみに骸骨っぽい怖いウサギのお面がついているような。これは主人公にしか見えていないんでしたっけ?
Kashew:そうですね。主人公にしか見えていない設定でした。
タカノ:このウサギとかは、Kashewさんの作品っぽいなと思いましたね。ストリート感があると言ったら変ですけど、フィギュアにしても欲しくなるようなデザインで。
Kashew:この映画が大好きなので、寄っていってしまっているかもしれません。
タカノ:Celeinaさんもぜひ『ドニー・ダーコ』見てみてください。
Celeina:Kashewさんは何度も見てよさがどんどんわかってきたとおっしゃっていたので、たくさん見ないといけないですね。
タカノ:俺も1回しか見てないから、難しくて内容を理解できていない気がするんですよね。多分また見ると思います。
Celeina:みんなで集まって『ドニー・ダーコ』ナイトを開くのもいいですね。
タカノ:今日の『GRAND MARQUEE』は「世界とつながる日本の音楽!」というテーマでお届けしているんですが、Kashewさんが日本でかっこいいと思うクリエイターやアーティストはいますか?
Kashew:僕の先輩なんですが、今日僕が持参したバッグも作っていらっしゃる「TOKYO SINK」という名前で活動しているグラフィックアーティストです。この人もデザインにサンプリングを取り入れる方で、すごくかっこいいですね。尊敬しています。
タカノ:大学の先輩ですか?
Kashew:いや、作品繋がりでお会いした方です。
Celeina:先輩とか身近な人で自分が尊敬できる存在がいるのは大事なことですよね。というわけで、「FIST BUMP」、本日はアーティストのKashewさんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann