グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
4月24日は、アーティストのJOETAROさんからの紹介で、アーティストのKashewさんが登場。自身の作品の制作方法についてや、好きな映画作品などについて伺いました。
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3Dプリンターを使って彫刻作品を制作する
Celeina(MC):Kashewさんは、現在武蔵野美術大学に通いながら、アーティスト活動を行っています。スタジオに作品をいくつかお持ちいただいたんですが、これはどういった作品ですか?
Kashew:3Dプリントを使って作った彫刻作品です。
タカノ(MC):25cmくらいあって、結構大きいですね。男性らしき方の像ですが、ロボットアームみたいなものが生えていますね。
Kashew:「アッサンブラージュ」という種類の彫刻で、2つの既存の彫刻をデータ上で組み合わせて、1つにする方法をとっています。1つの顔は自分が造形した顔で、もう1つの顔は3Dスキャニングでスキャンしたおもちゃの顔なんです。
Celeina:面白いですね。つまり音楽でいうサンプリングみたいなものでしょうか?
Kashew:そんな感じです。おもちゃのサンプリングですね。
タカノ:部屋に飾りたくなりますね。
Celeina:すごくかっこいいです。そしてその隣にある作品はどんなものでしょうか?
Kashew:こっちは最近作り始めたんですが、粘土で型を取ってラバーを流し込んで作ったマスクです。
Celeina:マスクには市松模様の柄が施されていますね。
タカノ:これはどういうイメージで作っていったんですか?
Kashew:最近「破壊と再生」をテーマにものづくりをしているんです。それで白と黒が順番になっているパターンに惹かれて、この柄にしました。
Celeina:このマスクは目と口に穴が開いているんですが、実際に被れるんですか?
Kashew:被れます。ただ、すごく苦しいです(笑)。
Celeina:なるほど(笑)。今後は実際に被れるようなマスクも作っていきたいという感じでしょうか。
Kashew:そうですね。