グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
5月15日は、映像作家 / 映画監督の空音央さんからの紹介で、アクティビストでアーティストの滝朝子さんが登場。イギリス留学時代に多様な価値観に触れた経験や、アートの枠を超えて実生活に密着した支援活動についても伺いました。
INDEX
イギリス留学を通じて、多様な価値観に触れた
Celeina(MC):滝さんはイギリスに留学されていたんですか?
滝:そうです。イギリスの大学に通っていました。
Celeina:アートを専攻されていたとのことですが、イギリスでの生活の中で、何か発見や気づきはありましたか?
滝:ロンドンに住んでいたのは15年以上前なのですが、多様な価値観に触れることができました。もともと社会問題にも関心があったため、アートを通じて何かできるのではないかと思い、渡英を決めたんです。当時の日本では、若者の間で流行や価値観が比較的はっきりしていた印象があるんですよね。
タカノ(MC):アート作品としては、どのようなものを制作されたのですか?
滝:私は中高で英語を学んでいたにもかかわらず、イギリスで居場所を見つけるのに苦労したので、日本にいるけれど、日本語を学んでいない海外の方が日本で居場所を見つけることは難しいだろうなと感じました。なので、そうした方々とともに参加型のアートのワークショップを行なっていました。