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喫茶店「HOLLYday」の立山紫野は、受け継いだマヨネーズの味と店の記憶を伝えていく

2025.6.4

#OTHER

地域の人に支えられながらオープンを目指した

Celeina:引っ越してからオープンまで1年ありますが、その間に準備をされていたんですか?

立山:すぐ開けることもできましたが、物が多く、冷蔵庫の中もそのままだったので、片付けから始めました。2階にも大量の物があったんですが、そこを整理しないまま開店すると、2階が開かずの間になる気がしたので、そこも片付けましたね。当時はまだ会社勤めもしていたので、「ゴミの日の前日は必ず片付ける」と決めて、ご近所さんにも手伝ってもらいながら準備していました。

Celeina:素敵なコミュニティですね。

立山:周りの方にたくさん助けてもらいました。

タカノ:コンセプトはどの段階で決めたんですか?

立山:実は、早く開けなきゃという思いで忙しくて、特別に考える時間はなかったんです。でも自分がお店に通っていた時に、ホリさんらしさにすごく癒されていたので、その空気感を残したいなと思い、自然とお店のコンセプトが出来上がっていきました。

例えばサンドイッチを頼んだら「サンドイッチは面倒くさい」と言われたり(笑)。ちょっと言いすぎたなという時は、「生クリーム多めにした」とか言ってみたり。そういう下町気質の人間味というか、肩の力が抜けるような空気が魅力だったので、それを残したいと思いました。そして、ホリさんやお店のことを調べていくと、マヨネーズにも実は長い歴史があって驚きました。

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