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イベントのイメージに合わせてワインを届けるケータリングサービス「hebeerryk!」を展開
タカノ:本当にプロフェッショナルですね。さて、Taroさんが展開されているサービス「hebeerryk!」についても伺いたいのですが、これはどんなサービスなのでしょうか?
Taro:「hebeerryk!」はナチュラルワインを中心としたケータリングサービスで、2023年からスタートしました。コンセプトは「みんなで楽しく、美味しいワインを飲んでヘベレケになろう」というものです。
Celeina:ネーミングもユニークで面白いですね。実際にはどのようにサービスを提供されているんですか?
Taro:基本的には、お客様のイベントやパーティーの場にワインをお届けして、提供するスタイルです。必要があれば、フードやお花のケータリングも、信頼できる仲間と一緒にご提案しています。そのイベントやブランドのイメージに合わせて、トータルでプロデュースすることが多いですね。
タカノ:もともとワインがお好きだったんですか?
Taro:はい。でもナチュラルワインに出会ったのは2019年、ちょうどコロナ禍の直前ですね。神泉にあるイタリアンレストラン「AURELIO」で、同い年の店主の陽介さんと話しながらナチュラルワインを飲んだのがきっかけです。「ナチュラルワインって何?」というところからどんどん興味が湧いてきて、深堀りしていきました。
Celeina:最近はナチュールワインやオレンジワインという言葉もよく聞きますが、Taroさんは専門的に学ばれているそうですね。
Taro:まずはしっかり基礎を勉強したかったんです。ファッションの仕事をしながら、3年間ほど三軒茶屋と下北沢にあるワインショップ「Però」で修行させて頂き、知識を身につけました。そしてその経験をもとにして、「hebeerryk!」を立ち上げました。
タカノ:海外にも修行に行かれているそうですね。
Taro:はい。ここ2年ほどは、毎年イタリアに研修旅行に行っています。相棒のヤーコと一緒に、好きなワインの生産者を訪ねて直接話を聞いたり、畑を見学したりしています。昨年は北イタリアのエミリア=ロマーニャからトスカーナ、そしてシチリアまで、6つの生産者を訪れました。
Celeina:実際に現地で体験して、選び抜いたワインを日本で紹介されているんですね。
Taro:輸入自体はしていないのですが、日本国内の信頼できる酒屋さんから仕入れています。その際、相棒のヤーコと相談しながら、生産者とのつながりを大切に選んでいます。