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横山タケマロは、シカゴ留学時代に作った架空のバンド「DOGO」を現実にして活動を始めた

2025.5.17

#MUSIC

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

4月22日は、OKAMOTO’Sのオカモトレイジさんからの紹介で、バンド「DOGO」の横山タケマロさんが登場。オカモトレイジさんと交流するようになったきっかけや、自身の音楽のルーツ、今後の目標などについて伺いました。

オカモトレイジ主催のイベントでCDを手渡ししたところから交流がスタート

Celeina(MC):昨日登場したオカモトレイジさんからは、レイジさんが主催しているイベント『YAGI』で、横山さんがレイジさんに音源をお渡ししたところから関係性が始まったと伺いました。

横山:そうなんです。クラブのトイレの前の狭い通路で、CDをお渡ししました。緊張すると人に近寄ってしまう癖があるんですが、レイジさんにも近寄ってお渡ししてしまいました。

タカノ(MC):すごい。どんな感じで近寄ったんですか?

横山:他の人から見ると、柔道選手が掴みかかるくらいの勢いで近づいてしまうみたいです。

タカノ:その音源をレイジさんが聴いて気に入って、関係が始まったんですか?

横山:レイジさんはすごくディグ能力が高くて、CDをお渡ししただけで僕のInstagramを発見してくれたんですよ。それ以来友達です。

Celeina:クラブでCDを渡すって結構ハードルが高いし、行動力がないとできないですよね。

横山:接近力があったんだと思います。

Celeina:接近されて、レイジさんも印象に残ったんでしょうね。

タカノ:それで今はもう、仲がいいお友達ですもんね。皆さんも、クラブにも行ってみるものですよ。

Celeina:気になるイベントには行ってみて、一歩踏み込んでCDとかお渡ししてみるのも大事ですね。

横山:本当にそう思います。次は森山大道さんのところに行って、またCDをお渡ししようと思っています。

Celeina:そんな横山さんですが、DOGOというバンドに所属されていますよね。

タカノ:横山さんはもともとジャズをやられていたんだとか。

Celeina:楽器は何をやっているんですか?

横山:ベースをやっています。DOGOはもともと僕が架空のバンドとして作ったんですけど、最近リアルなバンドにすることができたので、絶賛売り出し中です。

Celeina:架空のバンドだった時は、横山さんが打ち込みも楽器も全部担当されていたんですか?

横山:今はメンバーとして一緒にやっている大儀見に、ドラムだけお願いしていました。彼が叩くドラムがすごくいいんですよ。

タカノ:横山さんの経歴がすごく気になるんですが、シカゴで音楽活動をしていたんだとか?

横山:シカゴの大学に行っていたんです。

Celeina:シカゴの大学では音楽を学んでいたんですか?

横山:音楽を学ぶはずだったんですけど、コロナがあったので、よく分からなくなってしまっていたんですよね。コロナが流行し始めた最初の1年って、大人もどうしたらいいか分からなくなってしまっていて、授業も全然なかったです。

タカノ:当時は混乱がありましたよね。シカゴではジャズをやりながら、当時はまだ架空のバンドだったDOGOもやっていたということですよね。

横山:そうです。

幼少期からアフリカンドラムを習い、音楽好きの家庭で育った

Celeina:横山さんの音楽のルーツはなんですか?

横山:教育ママが子供に水泳を習わせるみたいに、うちの親は僕にアフリカンドラムを習わせたんですよ。 おそらくアグレッシブな子供だったから、他のものを叩かないように、何かを叩く習い事をさせたかったんだと思います。水泳とかダンスとか色々な習い事の体験入学に行ったんですけど、全部ダメで。でも「物を叩くやつがある」みたいな感じで連れて行かれたアフリカンドラムは続きました。

タカノ:アフロビートを習うんですか?

横山:アフロビートではないかもしれないんですが、パーカッションをやっていました。近くにアグレッシブな人がいたらおすすめしてもいいと思います。YouTubeでも、暴力的なシーンを集めたクリップ集の動画にアフリカンドラムのレッスン広告を入れるといいと思うんですよね。

Celeina:面白いですね(笑)。音楽はどんなものを聴いていたんですか?

横山:お父さんとお兄ちゃんはロックが好きで、お父さんはギター少年が大人になったみたいな人です。

タカノ:ご家族は皆さん音楽好きなんですか?

横山:そうですね。テレキャスターが家に置いてあったりしました。かっこいいなと思っていました。

Celeina:ベースを手に取ったのはいつだったんですか?

横山:中学生くらいの時です。

Celeina:それは部活とかですか?

横山:いえ、ギターを小学生の時にもらったんですが、もうちょっと長い方がいいなと思ってベースに興味を持ちました。

タカノ:ネックが長い方がいいということですかね。

横山:ネックが長いし、音が低いしいいなと思って。

Celeina:ダイナミックな理由ですね。

横山:今、楽器の中で1番好きかもしれないです。おすすめです。

Celeina:タカノさんもベースをやっていましたからね。

タカノ:僕は、ネックが長いからベースを選んだという感じではなかったですね(笑)。友達がギターをやっていて、やる人がいないからベースにいったみたいな感じです。

横山:古き良き理由ですね。

タカノ:そうなんですよ。横山さんは小学校の時はどんな音を聴いていたんですか?

横山:小学生の時は、イギー・ポップ(Iggy Pop)が好きでした。この前ライブを観に行ったんですよ。DOGOのメンバーのシュンサイと一緒に行ったんですけど、1番盛り上がった瞬間にぱっと横を向いたら、彼がすごく気持ちよさそうに寝ていて。逆になんかいいなと思いましたね。 僕は昔から好きで聴いていたからテンションが上がっていたんですけど、そういう思い入れがない場合は素直に寝ちゃうんだなって。

タカノ:気持ち良すぎて寝ちゃったんですね(笑)。落語家でもそういう人がいますよね。お客さんが寝ていると嬉しいみたいな。横山さん、掘りたいところが多すぎて興味深い方ですね。

横山:ありがとうございます。

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