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フラワースタイリストチーム「花泥棒」は、異素材を取り入れ強い印象のある作品を作る

2025.5.10

#ART

花以外の異素材など、色々なものをマッシュアップさせるのが「花泥棒」らしさ

Celeina:その自由な雰囲気がストリートカルチャーと繋がっているように感じます。「花泥棒」らしさというのは、言葉で表すとどんなものでしょうか?

花ちゃん:花以外の異素材を取り入れたり、可愛い花の中にいかつい花を入れてみたり、色々なものをマッシュアップさせたいという思いが強いです。また、チーム全体でストリートカルチャーが好きなので、そのエッセンスを花の表現に落とし込んで、強い印象を残すような作品にしたいと思っています。

タカノ:やはりヒップホップ的な要素を感じますね。

Celeina:作品を見ると、色々な種類の花が1つにまとまっていたり、スニーカーや中華のテイクアウトボックス、スケートボードなどと一緒にスタイリングされていたりして、とても印象的です。今日はスタジオにも花束をお持ちいただいています。

タカノ:新聞紙で包まれた花束です。

Celeina:この新聞、「花泥棒」と書かれていますね。これはオリジナルなんですか?

花ちゃん:はい。花を購入してくださった方へのラッピング用に、オリジナルで『日本泥棒新聞』という新聞を作っています。表が『日本泥棒新聞』、裏がスポーツ新聞のパロディで『日刊泥棒』という構成になっていて、ラッピングペーパーとして使用しています。

Celeina:細かいところまでクリエイティブで素敵ですね。

タカノ:内容も読んでみたくなりますね。

Celeina:海外の花屋さんでは、新聞紙で花を包んだ写真がSNSでよく見られますが、そういったイメージで作られたんですか?

花ちゃん:実はそういう影響ではなくて、花の仕事をしていると古新聞を使う作業が多いんです。それで見ているうちに「自分たちで作ったら面白いよね」という話になって、文章や構成を作れるクルーがいたので実現しました。

Celeina:新聞は映えのためではなく必需品だったんですね。

タカノ:多才な人が揃っているのは、こういった部分でも面白いですね。

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