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リンゴ農園を盛り上げるために、「リンゴ占いキット」を制作
タカノ:マキナさんのサポートをしていらっしゃるんですね。ホームページには「迷宮入りしそうなその悩み、企画で解決いたしましょう」とありますけれども、実際にどんな依頼があったのか、どういうふうに解決してくれるのか、話を伺いたいです。
うぉーりー:普段はクライアントワークも多いんですが、1つ例を挙げると、おじいちゃんがやっているリンゴ農園を手伝ってあげたいという大学生の方から依頼を受けました。その子と一緒に「魔女が住むリンゴ農園」という設定で新しいブランドを立ち上げて、「リンゴ占いキット」みたいなものを作りました。リンゴを半分に切ると、右に1個とか左に2個とか、種の配置が変わるじゃないですか。その配置によって、その日の運勢がわかるよというキットをつけてリンゴを売ることにしたんです。
タカノ:すごくいいですね
うぉーりー:あとは、仲良くさせてもらっているお茶畑があって、その方々から「町のお祭りを開催したいけど、祭りを作ったことがないから手伝ってくれないか」という依頼を受けました。我々も経験はないんですけど、作ったことがないから作ってみましょうか、ということで、ちょうど今動かしています。
タカノ:めちゃめちゃ多種多様ですね。
うぉーりー:そうですね。普通のイベントの仕事も引き受けたりはするんですけれども、個人の思いを叶えるための案件も基本的に引き受けています。
タカノ:僕も「面白法人カヤック」という会社で企画業みたいなことをやっているんですけど、あまり個人向けに仕事を受けることはないんですよ。「どこに相談していいかわからない」みたいな悩みを1人で抱えている方もいっぱいいると思うので、面白いアイデアで解決に導いてくれる存在はすごくありがたいですよね。
うぉーりー:我々もやったことがないことであれば、それは「実際にやってみたいよね」ということで引き受けるようにしています。
タカノ:誰でも相談は可能なんですか?
うぉーりー:基本的に誰でも受け付けていますね。
Celeina:例えばですけど、「運命の人に出会いたい」みたいな悩みは解決していただけるんでしょうか?
うぉーりー:解決できると言いきれる自信はないですけど、でも企画はしますし、実際にそれに近い依頼が来たことはあります。
タカノ:どんな感じで解決されたんですか?
うぉーりー:『Wanted Party』というパーティーを開催しました。「こういう人に出会いたい」みたいな要望をみんなから集めて、その条件に合う人を連れてくることをドレスコードに設定したんです。みんなから集めた、出会いたい人物像をまとめた指名手配書をバーっと作って、パーティーに申し込んだ人は「指名手配書のこの人なら連れていけるな」みたいな人を見つけて、一緒に来てもらうようにしました。
タカノ:すごい、ちゃんと企画になっていますね。
うぉーりー:基本的に何でも大丈夫ですし、「こんなこと相談していいのかな」みたいなことほど、こっちはわくわくしますね。
タカノ:皆さんも1回ホームページを見ていただいて、過去の依頼内容などをチェックしてみてください。