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『ぴあ MUSIC COMPLEX』の副編集長・古城久美子は、一生大事にされる雑誌作りを目指す

2024.10.30

#MUSIC

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

8月19日は、番組からの推薦で、編集者の古城久美子さんが登場。King Gnuのライブを初めて観た時の話や、今後作っていきたい音楽雑誌などについて伺いました。

今年の『サマソニ』はヘッドライナーの世代交代が象徴的

Celeina(MC):古城さんは、ぴあが発行している音楽誌『ぴあ MUSIC COMPLEX(PMC)』の副編集長ということで、この週末は『サマーソニック(SUMMER SONIC)』に行かれていたんですよね。いかがでしたか?

古城:はい、行ってきました。今年もジャンル問わず様々なアーティストを見られて本当によかったです。

Celeina:他の年と何か違ったところはありましたか?

古城:毎年、『サマーソニック』を主催するクリエイティブマンプロダクションの清水直樹社長と平山善成さんにお話を伺っているんです。今年はヘッドライナーにMåneskinとBring Me the Horizonという世界的にも勢いのあるバンドがブッキングされていました。それ以前の来日でもクリエイティブマンとの関係が深い2組ですが、両者ともに堂々たるライブで、ヘッドライナーの世代交代を象徴する年になったなと。

King Gnuに改名前、Srv.Vinciのライブを渋谷のライブハウスで鑑賞

タカノ(MC):なるほど。そして、音楽誌『ぴあ MUSIC COMPLEX(PMC)Vol.32』をスタジオにもお持ちいただいております。表紙にはKing Gnuが載っていますね。モノクロの写真でかっこいいです。

Celeina:まるごと1冊King Gnuを取り上げているんでしょうか?

古城:1組のアーティストを1冊まるごと取り上げる特集号はまた別にあって、今回持ってきたのは通常号です。

Celeina:特集号が発売される場合もあるんですね。

古城:はい、あります。まるごと1冊Mrs. GREEN APPLEとか、Kroiの特別号は今販売中です。

タカノ:写真がすごくいいですね。

Celeina:撮り下ろし写真が入っていたりするんでしょうか?

古城:King Gnuはドームツアーについての特集でしたので、ライブ写真が使われていますが、他の取材ページには撮り下ろし写真もたくさん載っています。写真に合わせてアートディレクター、デザインチームにレイアウトを組んでいただいているので、とても写真が映える、迫力のある誌面になっていると思います。

Celeina:King Gnuは今ではもう日本を代表するロックバンドですけれども、編集者目線でKing Gnuを初めて聞いた時の印象について覚えていますか?

古城:私が初めてライブを観たのは、渋谷・東急ハンズ前のライブハウスで、当時はKing Gnuに改名する前、Srv.Vinciというバンド名で活動していました。ボーカルが真ん中にいなかったり、音楽としてもあまり聞いたことがないタイプだったので、日本の音楽シーンにあまりいないタイプのバンドだな、みたいな印象は受けました。

Celeina:ここまでビッグになるという予想はされていましたか?

古城:私が予想をする以前に、猛スピードで大きくなっていきましたね。1度、渋谷の交差点でKing Gnuのレポートなどをオフィシャルで書いているライターのふくりゅうさんといた時に、メンバーの常田さんに偶然お会いしたことがあるんですけど、すごくオーラがあって、特別なスター性を感じました。いろんなアーティストさんを見慣れてはいるんですが、普通にそこにいるだけでかっこいいというか。

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