グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
4月1日は、「まんがの図書館ガリレオ」の三田たたみさんが登場。物語にハマったきっかけや、歌集も出版している回文短歌について伺いました。
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4万冊の漫画を取り揃える「まんがの図書館ガリレオ」
タカノ(MC):「まんがの図書館ガリレオ」、気になる場所ですが、こちらは漫画喫茶ではないんですよね?
三田:最近の漫画喫茶は個室を設けていると思うんですが、うちは創業27年で、壁全体に本がある昔ながらのお店です。
タカノ:すごい量の漫画があるとお聞きしています。
三田:都内最大級となる4万冊ほどの漫画を取り揃えていますね。
Celeina(MC):4万冊! 棚の数もすごそうです。
タカノ:漫画のラインナップはどのようなものなのでしょう。
三田:古くからやっているので、手塚治虫先生の漫画は9割揃っています。あとは、人気の最新漫画も全て揃っていますよ。
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「もう自分で書くしかない」、ストーリーを書き始めた理由
Celeina:「ガリレオ」に行けば何でも読めると。そして、三田さんの肩書もすごいんです! 「ガリレオ」の店主でありながら、歌人、回文作家、ゲームのシナリオライター、漫画原作を担当。三田さん原作のweb漫画『夫を社会的に抹殺する5つの方法」はドラマ化もされており、マーダーミステリー作家としても活動されています。
タカノ:漫画を広めるだけでなく、実際に作家活動もされているとのことで。いろいろありすぎて、どこからお話しを聞こうか迷います(笑)。
Celeina:漫画やストーリーにハマったのはいつ頃だったのでしょうか?
三田:会社勤めが辛くなってしまって、異世界に行きたいなと思ったのがきっかけでした。それでネットを調べたら「女子高生異世界召喚図書館」というホームページを見つけて。そのサイトの作品を全て読んでしまったので、もう自分で書くしかないと思って書き始めましたね。
タカノ:すごいきっかけです。そのサイトに集まっている作品の量も膨大だと思うのですが。
三田:3年ほど仕事をしていなかった時期があり、時間がたくさんあったので読むことができました。
Celeina:莫大な量を読み切って書こうと思えるのがすごいです。突然書き始めて、物語が書けたのでしょうか?
三田:なんだかんだ書くことができたんですが、今、初期の作品を読み返したら恥ずかしいですね。
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言葉遊びの極致「回文短歌」を生披露
タカノ:僕は学生時代に友達と回文を作っていたので、回文作家のご活動も気になります。
Celeina:そもそも回文とは何ですか?
三田:「トマト」や「新聞紙」のように、上から読んでも下から読んでも同じ言葉のことです。
タカノ:「三田たたみ」というお名前も回文ですよね。回文はいつ頃から作り始めたのでしょう。
三田:引きこもっていた時に面白いと思って作り始め、1日1首、短歌を詠むようになったんです。「回分短歌」が1000首ほど溜まった時に、『めぐる季節の回文短歌』という歌集を出させていただきました。
タカノ:歌集なのに、上から読んでも下から読んでも同じというのがすごいです。三田さんの自信作を教えてください。
三田:歌集の1番最初にある、「雪しろ」という季語を使った短歌です。「路地消ゆる 哀しき我が身 抱いた肩 傷み乾きし 流る雪しろ」。
Celeina:言葉遊びの極致ですね! 今日の気分を回文でお聞きしたいんですが、いけますか?
三田:大丈夫です。「いいかな、かなりなかなかいい」
タカノ:ブラボーです。僕も三田さんが来るとお聞きして、回文を考えてきたので披露させてください。「出た出た、4月が舌出たで」エイプリルフールにちなんで舌を出している4月をイメージしてみました。三田さんの回文はXをチェックしてみてくださいね。
Celeina:「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいているのですが、三田さんがご紹介してくださるのはどんな方ですか?
三田:ゲームや謎解きを機に知り合った、瀬戸口俊介さんです。
Celeina:一言で表すと、どんな方ですか?
三田:怪しい賢いサイコ司会者ぁ!
Celeina:回文ですね⁉ 今日は「まんがの図書館ガリレオ」の三田たたみさんをお迎えしました。ありがとうございました。
GRAND MARQUEE
J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann