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『Coachella 2024』の大観衆を前に起こした革命
―『Coachella 2024』の出演についても教えてください。すごく大きな経験になったと思うんですが、どんな意識で向かっていきましたか。
SUZUKA:やはり『Coachella』に出るという時点で、「来てしまった、この瞬間が」という感じでした。日本のチームも88risingのチームも含め、この素晴らしい機会にベストを尽くそう、新しいことをここでやろうとしっかり準備をしました。
その段階から、このステージに立つことの貴重さもわかっていたし、ある種の革命を起こすターニングポイントなんだという感覚もすごく高まっていたので。覚悟もありましたし「ここで何か起こしてやろう」というような感覚がすごくありました。

―実際にステージに立った感触はどのようなものでしたか?
SUZUKA:『Coachella』は1週目と2週目があって。1週目はファンの方々がいるというより、『Coachella』のお客さんがそのまま見てくれている感じでした。お客さんもテントの6~7割くらい埋まっているかな、という状況で。でも私たちは最初からフルボルテージでやって、そしたら最後の方にはテントがはみ出すくらいにお客さんが増えていたんです。
で、終わったあとにその配信を4人で観て「ヤバいライブになったぞ」「来週どうなるだろうね」と話していたら、2週目はその配信を見たお客さんが来てくれたんです。だから始まった時点でテントが溢れ返っていて、終わり頃にはその周りの方までお客さんがいて。
2週目の方が「待ってた、これを観に来たぞ!」というお客さんのエネルギーをステージに立った瞬間に感じました。自分たちたちにしかないステージングができた、ベストを尽くしたと感じました。終わったあとにも「この素晴らしいことをしたアンサーが、ここからたくさん返ってくるぞ」という確信がありました。
―達成感がかなりあった。
KANON:達成感もありましたけれど、また新しいスタートラインというか、「ここからまだまだやることがあるぞ」という、挑んでいく気持ちがまた一つ増えた感じですね。
RIN:その後にワールドツアーも控えていたのもあって、終わった瞬間に「始まった」と思いました。

