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まだまだ語りたい2026年冬ドラマ。『冬のさ春のね』後半の展開、反町隆史の魅力

2026.3.31

#MOVIE

『探偵さん』『俺たちバッドバーバーズ』…映画…監督がドラマに持ち込んだもの

オレンジ:ところで、前の座談会でも、今期は映画監督のドラマが多かったという話があり、『冬のなんかさ、春のなんかね』の今泉力哉監督・山下敦弘監督、『探偵さん、リュック開いてますよ』の沖田修一監督、『俺たちバッドバーバーズ』(テレビ東京系)の阪元裕吾監督の名前が挙がりましたが、『探偵さん、リュック開いてますよ』では他に若手の近藤啓介監督と東かほり監督、あと『京都人の密かな愉しみ Rouge-継承-』(NHK-BS)というドラマでは、今映画が公開中の『木挽町のあだ討ち』を監督された源孝志さんが脚本と演出を務められています。『シリウスの反証』(WOWOW)というドラマでは、『This is I』(Netflix)などを手がけた松本優作さんという注目の監督を起用されていますし、『キンパとおにぎり〜恋するふたりは似ていてちがう〜』(テレ東系)では『あのこは貴族』などの岨手由貴子監督がシリーズ構成を務めていました。ドラマにおける映画監督の起用は、今までもテレビ東京の深夜ドラマを中心に少なくなかったですが、映画監督ならではのドラマの特徴として感じられたことはありますでしょうか。

明日菜子:やはり『冬のなんかさ、春のなんかね』の長回しは特徴的でしたよね。ドラマウォッチャーとしては、是非いろんな畑の方にドラマ制作に入ってきて欲しい! ドラマは、毎話の積み重ねが大きな特徴ですよね。今泉監督も、ドラマは反響を見ながら進められたのが新鮮だったと仰ってました。

藤原:『冬のなんかさ、春のなんかね』や『探偵さん、リュック開いてますよ』を見ていると、人間の、一般的に正しくないと言われるような部分を、肯定してくれる感じがありますよね。映画の中では認めてもらえてきたような性質を、映画監督がドラマに持ち込んでいる感じがします。視聴者から「そんなの良くないよ」って言われそうな登場人物も否定しない世界観みたいなものは、映画監督ならではかもしれないと思いました。

オレンジ:『俺たちバッドバーバーズ』も正しくない登場人物ばかりでしたね(笑)。

明日菜子:そうですね。映画監督をはじめ、別界隈の方が手がけた作品が多いクールでもあったので、全体のラインナップとしては、ある意味カオスだったかもしれませんが、こういう傾向が続くと良いなと思います。

オレンジ:『替え玉ブラヴォー!』(NHK総合)脚本の岸本鮎佳さんは小劇場演劇出身ですよね。

明日菜子:岸本さんは来期のドラマ脚本も書かれていて大活躍ですね。俳優さんたちが直接プロデュースするドラマも増えています。毎話30分くらいの短い作品をつくれるのもドラマの強みなので、別界隈の作り手によるものも含めて、色々な形があると嬉しいですね。

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