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【座談会】『探偵さん』『ラムネモンキー』『再会』など2026年冬ドラマを振り返る

2026.3.24

#MOVIE

©フジテレビ

主人公の発達特性を丁寧に扱った『テミスの不確かな法廷』

—では、続いて藤原さんがベスト3に挙げた『テミスの不確かな法廷』に行きましょうか。

現役新聞記者・直島翔の同名小説を松山ケンイチ主演でドラマ化。発達障害を抱える裁判官をはじめ、裁判所職員、検事、弁護士など、それぞれが真実を追求しぶつかり合う緊迫した法廷の攻防と、時にかみ合わない会話をコミカルに描く法廷ヒューマンドラマ。

藤原:同じチームが演出を手掛けていたドラマ『宙わたる教室』と同様に、登場人物一人ひとりを丁寧に描いているのが良いなと思います。法廷で働く人の端から端まで、個性がしっかり描かれていて、最初は敵のように見えていた山崎樹範さんが演じる検察官もどんどん味が出て来ましたよね。面白く見ています。

北村:主演の松山ケンイチさんのお芝居に、ただただ感服するばかりですね。発達特性があって、大人になっても周りにはそれを隠している生きづらさも描きつつ、法定劇らしい重厚な感じもある。そういう特性を明かすかは個人の選択に委ねられるところなので、ドラマの見せ方としては、慎重さが求められますけど、このドラマは丁寧に描いている印象です。当事者の方は、周りの人からどんなサポートを得られるか、周りの人たちは、当事者の方にどんなケアができるのかなど、様々な視点を得られる作品になっていますね。

明日菜子:発達特性を持った主人公のお仕事ドラマは今までにも結構ありましたけど、発達特性を持った主人公が裁判官だというのは特徴的ですよね。裁判官には法を司る「規範的な人間」というイメージがあるから、周囲も特性を抱えていることには気づきにくい。そこに難しさがありますよね。最近のドラマの中でも、主人公の発達特性に丁寧にフォーカスしている作品だと感じます。

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