メインコンテンツまでスキップ
NEWS EVENT SPECIAL SERIES

ドラマ『探偵さん、リュック開いてますよ』後半レビュー 物語は温泉から「外の世界」へ

2026.2.27

#MOVIE

©テレビ朝日
©テレビ朝日

「お湯」も「猫」も喋る不思議なドラマ

第5話の「お湯」に続いて、「猫」も喋った第7話©テレビ朝日
第5話の「お湯」に続いて、「猫」も喋った第7話©テレビ朝日

西ヶ谷温泉の人々は、探偵兼発明家である一ノ瀬洋輔(松田龍平)が発明した謎の乗り物「ドンソク」に乗って行き来し、洋輔の発明した謎の楽器を奏でる西山三兄弟(Open Reel Ensemble)の実験的な音楽をこよなく愛す。この町には、そうした、現実世界とは異なる日常が存在する。

例えば「田舎暮らし系動画の人気配信者」である南香澄(片山友希)や、FBI捜査官・マイク(村雨辰剛)、あるいは戦国時代の武士・穴山小助(三河悠冴)といった、外部から西ヶ谷温泉にやって来た登場人物たちは、この町で起こる摩訶不思議を、私たち視聴者と同じように呆気にとられて見てきた。でも、驚くのはほんの少しの間だけ。彼らも結局「よくも悪くもずっとここにいたくなってしまう」この町に慣れてしまい、奇妙な事件の数々に対して、違和感を持たなくなるのだ。

そして視聴者も、気づけばこの町の奇妙さに慣れている。「お湯」が喋ろうが「猫」が喋ろうが、恐るべきヒットマン・猫探偵(山本浩司)が限りなく猫に近い攻撃方法で襲ってこようが、すべて「西ヶ谷温泉で起きる出来事だから」という理由で、なんとなく受け入れてしまえるのである。

RECOMMEND

NiEW’S PLAYLIST

編集部がオススメする音楽を随時更新中🆕

時代の機微に反応し、新しい選択肢を提示してくれるアーティストを紹介するプレイリスト「NiEW Best Music」。

有名無名やジャンル、国境を問わず、NiEW編集部がオススメする音楽を随時更新しています。

EVENTS