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標高3000m、白馬山荘でのライブで得た音楽へのフィードバック
―2024年、2025年と長野県の白馬山荘でライブをやっていますよね。あれはどれくらいの人が集まったんでしょうか?
小田:2025年は5日間で800人ぐらいが集まりました。「こんなにたくさんの人が集まるんだ」って驚きましたね。
Hina:ただ、途中で足を挫いて来れなかった人もいたみたいなので。
―標高3000m付近の山頂近くでライブをするのって、大変じゃないですか?
Hina:はい。空気が薄くて、酸素缶も意味ないんじゃないかと思うくらい息を吸うことができないので。ただ、去年は5日間連続で山の上でライブをしたんです。そしたら1日目は本当に苦しかったんですけれど、5日目くらいにとんでもなく歌えるようになっていて。なんなら調子いいくらいだった。で、山を降りて東京でライブしたらさらに歌えるようになっていた。
―アスリートの高地トレーニングみたいな効果があった、と。
Hina:本当にそうなんです。最初はキツいんですけど、声は一番フィジカルに出るから、定期的に山に登ったほうが本当にいいかもしれないと思います。

―みなさんも楽器を担いで山に登るわけなんですよね?
いしはま:僕はギターとエフェクターボードを持っていくつもりだったんですけれど、あまりにも重かったんで小田くんに任せました。
小田:僕は88鍵のキーボードとエフェクターボード合わせて30kgを持っていきました。
―そうやって過酷な登山をやったことによって、スーパー登山部としての音楽性にもきっとフィードバックがあるはずですよね。
小田:そうですね。今度「歩荷」(※)をテーマにした曲を作ろうと思っているんです。それができたらみんな共感してくれると思います。
※自動車やヘリコプターが利用できない山間部の山小屋へ、食料、燃料、資材などの生活物資を背負って運ぶ作業のこと