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スーパー登山部インタビュー。機材を背負って標高3000mの山を登るバンドのこれまで

2026.2.16

スーパー登山部

#PR #MUSIC

5人で山に登って、同じご飯を食べて、同じキツさを体験したからこそ生まれた結束

―そもそも、最初から「登山をコンセプトに」という話ではなかったんですね。

小田:そうですね。当時、僕の中で挑戦したいことが2つあって、1つは「バンドを頑張ろう」、もう1つは「登山を頑張ろう」だったんです。もともと登山が趣味で、雪山にも登ってみたいという思いがあったんですけど、ソロで登るのはリスクがあることを知っていたので「人付き合いは苦手だけど山岳会に入ってみよう」と決意して。そこからバンドと趣味の登山の2つが並行して進んでいきました。

―「スーパー登山部」という名前の由来は?

小田:初ライブの時にバンド名を決めなきゃいけなくなって。みんなと話した時に、深谷さんが「スーパー登山部どう?」みたいに言い出して。

Hina:小田さんが登山してることは4人とも知っていて。うちらはその時はまだ誰も山に登ったことがなかったんですけど、興味はあったんです。それで「名前を決めよう」となった時に「スーパー登山部」ってつけたんです。「スーパー」は、梶さんが作ったこのメンバーのLINEグループの名前が「スーパーバンド」だったので。

梶:その名前は本当に適当につけたんですけれど(笑)。

小田:で、「『スーパー登山部』という名前でやるんだったら、みんな1回は登山しようよ」と言ったら、みんなも「いいよ」って言ってくれたという。

―皆さんは「登山しよう」と言われてどう思ったんですか?

いしはま:僕はもともと興味がありました。富士山に登ってみたいという目標を持ったことがあって、その時に小田くんに相談して「富士山に登ろう」というLINEグループまで作っていた状態だったので。

Hina:私も登山をしてみたい気持ちはありました。今みたいな状況になるとは思ってなかったですけど、運動は好きだし、趣味になったらいいなとは思ってましたね。ただ、ハードルが高かったので。リスクもあるし、山を知ってる人についていく形じゃないとなかなか登山を趣味にはできないなと思っていたので。

「ちょうどいいじゃん、連れてってもらおう」って思って。それで、初ライブをした時の物販の売上で登山靴を買わせてもらって、5人全員で初めて登山をしました。

深谷:僕は年齢が一番上だし、健康を意識していたので乗り気でした。

梶:僕は「まあ、やってみてもいいかな」みたいな感じでした。

―全員が一緒に登ったことで、音楽的な結びつきだけじゃないバンドの結束が生まれた感覚はありましたか?

いしはま:そうですね。普通のバンド活動だったら時間をかけて団結していくところを、早く結束できた感覚はあるかもしれない。5人で山に登って、同じご飯を食べて、一緒に行動して、同じキツさを体験していたので。

―小田さんとしてはどうでしょう。1人で登山するのとバンドで登山するのはどういう違いがありましたか?

小田:シンプルに、人と登るのは楽しいなと思いました。自分はもともと人付き合いが得意ではないし、話すのも疲れるタイプなんですけど。山登りを通してメンバーの個性が見える、人となりに触れられることが、音楽やバンド活動にも自然と生きていると思います。

もちろんバンド活動においては音楽的なやり取りがコミュニケーションのメインではあるけれど、そうじゃないところにも音楽の本質が詰まっていると思うので。そういったものを登山の活動の中で感じたり受け取ることができているのは、それまでの音楽活動とは全然違うなって思います。

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