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2025年アート振り返り①:『ライシテ』展『BENTEN2』など特筆の展覧会・芸術祭

2026.1.16

#ART

山城知佳子『Recalling(s)』2025年 / © Chikako Yamashiro. Courtesy of the artist(右上)、 志賀理江子『褜がらみで生まれた』2025年 / ©Lieko Shiga. Courtesy of the artist(左下)

『BENTEN 2』

池田:『BENTEN 2 ART NIGHT KABUKICHO』は私が実際にキュレーターとして関わりました。芸術監督はChim↑Pom from Smappa!Groupが務め、昼間から明け方の5時まで、歌舞伎町全体の生態系を表すように複数の会場を使って、回遊型で見せていく3日間の芸術祭です。展示もあったんですが、どちらかというとライブやパフォーマンス、生の身体性を見せるコンテンツが非常に多い印象で、それが歌舞伎町の文化であるナイトカルチャーにも地続きで繋がってくるのかなと思っています。

池田:私は前回の『BENTEN』からあった、王城ビル1階の「アー横」を担当しました。アーティストやコミュニティが、展示ではなく出店という形で飲食や物販を行う場所です。今年は来場者が訪れる時間帯によって見える景色と体験が変わるようにしたいと思っていたので、出店者を固定ではなく、6時間ごとに変わる設定にして、常に搬入と搬出を繰り返すような形にしていました。また、今年からは「アー横」内にステージを設けて常にパフォーマンスやライブ、ワークショップを行いました。3日間通して回し続けたおかげで、森美術館でやった『Chim↑Pom展:ハッピースプリング』の道のように、その場所自体が育っていく感覚があったのが面白いなと思っていて。作品やオブジェクトではない形式で場が立ち上がることや、そうした表現形式をキュレーションできることに可能性を感じました。

『BENTEN2』「アー横」出店風景 / 撮影:上原 俊‬
『BENTEN2』「アー横」出店風景 / 撮影:上原 俊‬

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