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応援しながら一緒に生きている
Celeina:今日もヤクルトスワローズのユニフォームでお越しいただいております。これは誰のユニフォームですか?
熊谷:ヤクルトが誇る1番打者の塩見選手のユニフォームになります。塩見選手がサイクルヒットを達成したのを記念して発売されたオリジナルユニフォームで。

タカノ:結構レアな?
熊谷:そうですね。
タカノ:背中に塩見選手の刺繍が入っていて。
熊谷:ひょうきんな塩見選手のプリントもあって。
タカノ:高級感がありますね。
熊谷:そうですね。ワッペンもいいですね。
Celeina:素敵です。他にも応援グッズをいろいろと持ってきていただいて。
熊谷:はい。やっぱり(ファンには定番の応援グッズとして)欠かせない傘。今ではいろんなバリエーションの傘が出ていて、これは開くとヘルメット型なんです。
タカノ:可愛い!
Celeina:これは現行のものですか?
熊谷:これは2021年に優勝したときの記念の傘なので、限定品ですね。この(一般的な傘よりも小さい)サイズが重要なんです。野球を見に行く予定がないときもリュックに忍ばせて仕事に行って、そのまま野球観戦に行くこともあるので。
Celeina:常備しているんですね。
熊谷:ユニフォームと傘はリュックに常備するっていうのがヤクルトファンの嗜みですね。
Celeina:我々もこの傘を差していかないとですよ。こちらのグッズは?
熊谷:これは(球団マスコットの)つば九郎とチームカラーがあしらわれたメガホンですね。いろんなデザインがあるんですけど、息子がつば九郎が好きなので。これもコンパクトなリュックに入るサイズです。

タカノ:音を鳴らしてみてもらってもいいですか?
(メガホンを叩く音)
タカノ:いいですね〜。
熊谷:野球場を感じます。
タカノ:先週水曜日に行った時にみんな持っていましたね。スワローズの魅力をもう少し聞きたいのですが。
熊谷:スワローズの魅力は、強くて弱いところですね。
タカノ:強くて弱い?
熊谷:僕はファン歴が今年で32年目になるんですけど、見始めたときは常勝チームだったんです。その後、結構起伏がありまして。強い時期もあれば弱い時期もあって、人生を重ねるじゃないですけど、いいときもあれば悪いときもあるっていうのが、応援しながら一緒に生きている感じがして、「人生そういうときもあるよな」と思ったりしますね。だから「これからも一緒に歩んでいきたいな」と思わせてくれるところがヤクルトの魅力です。
タカノ:素敵です。試合が面白くなる見方も知りたいです。
Celeina:知りたい。
熊谷:神宮球場の魅力をちょっとお伝えしたいんですけど。
タカノ:ぜひぜひ。
熊谷:外野から入ってスタンドまで抜ける道があるんですけど、スタンドに入る時に視界が開ける瞬間があって。神宮球場は屋外球場なので、その瞬間グラウンドと同時に東京の景色がブワーっと広がるんですよ。特に夕焼けが綺麗な今の時期は、野球を知らない方でもすごいと思ってもらえるんじゃないかなと思います。
タカノ:空の色がタイムリーに変わるのを見られたりとか、奥の方にビル群があったりとか。
熊谷:はい。ロケーションが最高ですね。
タカノ:知っておいてほしい選手はいますか?
熊谷:僕が今ユニフォームを着ている塩見泰隆選手です。ヤクルトの1番バッターなんですけど、登場曲が競馬のGⅠファンファーレなんです(スタメン先頭打者時のみ)。
(ファンファーレが流れる)
Celeina:これですね。
熊谷:競馬ファンはもちろんですけど、競馬ファンじゃなくても、これが流れると「試合が始まるぞ!」っていう気合いが入ります。
Celeina:このファンファーレが流れ出した瞬間に、こころなしか熊谷さんが笑顔になられたような(笑)。
熊谷:思わず反応してしまいました(笑)。
タカノ:聞いていただいているヤクルトファンの皆さんも「来た!」となっているかもしれないですね。
熊谷:わかっていただけると思います。
タカノ:他にもいますか?
熊谷:石川雅規選手です。僕が秋田出身ということで同郷なんです。今年43歳の大ベテランで、長い間ヤクルトを支えてくれているピッチャーなんですけど、今年も選手とファンを鼓舞するようなピッチングを見せてくれています。あと、通算200勝という過去24人しか達成していない大記録まであと15勝に迫っているので(9月21日時点)、1年でも長く現役を続けてほしいなと思って応援しています。
タカノ:あと15勝。注目ですね。まだまだお話を聞きたいのですが、ここで1曲。熊谷さんにこの時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらいました。どんな曲でしょうか?
熊谷:はい。ヤクルトが誇る主砲、村上宗隆選手の第4打席の登場曲、あいみょんさんで”愛を知るまでは”。