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¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$Uと『Boiler Room』の存在感
—なるほど。¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$Uは『コーチェラ』にも『プリマヴェーラ』にもラインナップされています。大活躍中のDJですが、国内ではご存知ない方も多いんじゃないかと思います。どういうアーティストなのか、少し解説いただけたらと思うのですが。
清家:まだ生では見たことがないんですけど、わりとバンドが出るようなイベントに出演されているイメージがあります。何かのイベントでBOREDOMSと一緒にラインナップされていましたよね。インタビューを読んだら、高3くらいまで(ハードロック / ヘヴィメタル専門誌の)『BURRN!』を買ってたと書いてあって、もともとわりとロックやメタルを聴いていたのかな? と。なので、バンドが中心のフェスみたいな、いろんなジャンルが混ざる場と親和性が高いのかなと思いましたね。
伏見:お父さんがDeep Purpleを大好きで、子どもの頃聴かされてた、みたいなインタビューがありましたよね。そこからSonic Youthとかを聴くようになってバンドを始めて、DJは20代後半で始めたそうで、たしかにバンド由来の感覚みたいなものを持っている人なんだろうなという感じはします。映画『HAPPYEND』(空音央監督、2024年)に本人役で出演していて、そこでかかっていた音楽がかっこよかった記憶があります。硬質な音を使っている人というイメージで、それもロック的なものと相性がいい。今回だとNine Inch Noizeとかとの相性はいいですよね。あと、ジャンルは違えど、どこかDJ KRUSHみたいな雰囲気もある方だなと思っていて、海外で人気があるのは、なにかつながっているような気がします。
つやちゃん:おそらく『Boiler Room』への出演で認知されて呼ばれたのではないかと思います。『Boiler Room』の世界に向けた発信力、ブランド力が相当高まっているんだろうなと感じますね。今回は¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$Uでしたけど、『Boiler Room』でプレイした日本人が今後どんどん出ていきそうな気配を感じます。
—例えばどういうアーティストが出てきそうでしょう?
つやちゃん:Peterparker69とかは可能性ありますよね。いまFrost Childrenと一緒に海外ツアーを回ってますけど、ああいうテクスチャー重視の音楽は、国境を越えて世界的に求められているというか、海外の音楽と並列に聴けるところがあると思うので、今後もしかしたら急に一気にビッグフェスに出演することもあり得るなと思っています。