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2026年の注目トピックは?
松島:なんか、最後にちょっとだけ明るい話をしておきたいですよね……。
—たしかに。では、来年楽しみなトピックを伺うのはいかがでしょう。
松島:マイブラが来るじゃないですか(my bloody valentineは2月に来日予定。全公演完売)。Wispも速攻でソールドアウトしちゃいましたし、いわゆるシューゲイズリバイバルのような流れは、この先もっと大きくなるのかなと思ったりしました。
キムラ:それで言うと、今年話題になったGeeseも来日しますね。案の定チケットは即完でした。
キムラ:個人的に注目しているトピックとしては、Oneohtrix Point Neverが劇伴を務めた『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』(2026年3月13日公開) という映画があって。ティモシー・シャラメが主演で、サフディ兄弟の片方が監督をしてるんですけど。チャーリーXCXもそうだし(2026年公開予定の映画『嵐が丘』で劇伴を担当)、ミュージシャンの動向を追ってく上で、映像や映画も同時に追いかける必要がある感じもしていますね。そうしないとシーン全体の潮流を掴み損ねるというか。
風間:それで思い出したんですが、A24 Musicからリリースされていたマーク・ウィリアム・ルイスのアルバムはかなり良かったですね。
松島:A24がレーベルを始めたんですか?
風間:レーベル自体は、劇伴をリリースするものとしてもともとあったんですけれど、レーベル事業を始めた、という言い方がいいのかな。マーク・ウィリアム・ルイスという、bar italiaとかと一緒にやっていたロンドンのミュージシャンがそこからリリースしたんです。A24 Musicから次に出すのは誰なんだろう? という妄想はたまにしています。
松島:『caroline 3』とか出たら嬉しいですけどね! あと、1月23日(金)には、前々回の座談会で紹介したEffieやiisoが来日するサーキットイベント『AVYSS Circle 2026』もあるので、楽しみにしています。
風間:いいですねえ。あとは、来年の上半期もこの座談会をやりたいので、みなさんぜひ健康で、という感じですかね……。
松島:そうですね。健康第一で!
—はい。みなさんありがとうございました。良いお年を!