キュイのリーディング公演『QUIT』が3月28日(土)と29日(日)に、東京・小竹向原のアトリエ春風舎で上演される。
2011年に綾門優季によって旗揚げされた、キュイ。劇作を綾門が担当し、外部の演出家とタッグを組みながら創作するスタイルをベースに、専属の俳優を持たない、プロデュースユニットとして活動している。戯曲は「攻撃的で文語的なセリフ回し」「震災、テロ、無差別殺人など、突発的な天災・人災に翻弄される人々の様子を主なモチーフとすること」が特徴となっている。
同公演は、あまりにも劣悪な労働を過剰に強いられることにより、日々の生活が破壊されていく人々の、行き場のない憤りと、やるせない悲しみに満ちた労働がテーマの、2024年から始動した連作シリーズの1つ。やむを得ない事情で休職中 / 求職中の6人が住むシェアハウスで起こる悲喜劇を描いている。
演出を務めるのは小野晃太朗。出演者には、金定和沙、黒澤多生、南風盛もえ、はぎわら水雨子、長谷川優貴、松﨑義邦が名を連ねている。
またアフタートークも予定されており、3月28日(土)14時回には点滅社の屋良朝哉、3月29日(日)14時回には反芻動物(松﨑義邦、永瀬泰生、河﨑正太郎)がゲスト出演する。


現在、戯曲の執筆とリーディング上演の稽古、ふたつのクリエイションが同時に進んでいます。
演出・小野晃太朗
主に会話文で構成された戯曲では、発達特性や障害をもつ登場人物たちがシェアハウス等で過ごす共同生活が描かれており、記憶や意識のように神経の速度で書かれたテクストを、稽古場では元々の文の流れとは違った時間として再構成していて、なおかつ、戯曲の中で、一見すると見過ごしてしまいそうな要素を可視化しようと、様々な工夫を試みています。
本公演を見据えたワークインプログレスのような性格も持ち合わせた企画かと思いますが、上演は2ステージのみ、音響も照明も簡素なものですが、ぜひご覧いただければと思います。
キュイリーディング 『QUIT』

作-綾門優季
演出-小野晃太朗
■出演
金定和沙
黒澤多生
南風盛もえ
はぎわら水雨子
長谷川優貴
松﨑義邦
■会場
アトリエ春風舎
■日程
2026年
3月28日(土) 14:00
3月29日(日) 14:00
■予約フォーム
https://reserve.tolpa.jp/reserve/6732627?form=3753057
■料金
一般(前売):2500円
一般(当日):3000円
高校生以下・介助者・障がい者(前売・当日共に):1000円
*日時指定・自由席・整理番号付
*高校生以下・介助者・障がい者のお客様は、当日受付で身分証明書をご提示ください。
*未就学児童はご入場頂けません。
■スタッフ
ドラマトゥルク:黒澤多生
戯曲監修:本坊由華子
アクセシビリティ字幕制作・操作:得地弘基
舞台監督:黒澤多生
宣伝美術:金定和沙
票券・当日運営:河﨑正太郎
制作助手:渡邉結衣
■協力
エンニュイ/お布団/サンロク/シニフィエ/世界劇団/青年団/Tanpopo/東京デスロック/にもじ/反芻動物/食む派/譜面絵画/みちばたカナブン
■お問合せ
cui99iuc@gmail.com