是枝裕和監督の最新作『箱の中の羊』が、5月29日(金)に全国公開されることが決定した。
『そして父になる』『怪物』ほか、現代社会やそこに生きる人々を鋭い視点と温かい眼差しで描いてきた是枝監督が脚本 / 編集までを自ら手掛けた同作。息子を亡くし、ヒューマノイドを迎える選択をした夫婦の物語を通して、「少し先の未来」を舞台にした家族のかたちが紡がれる。是枝監督のオリジナル脚本は、日本映画では2018年の『万引き家族』以来8年ぶりとなる。
主人公の甲本夫妻役を務めるのは、綾瀬はるかと千鳥・大悟。綾瀬は建築家の甲本音々(こうもとおとね)役、大悟は工務店の二代目社長である甲本健介(こうもとけんすけ)役を演じる。2人の息子・甲本翔(こうもとかける)と翔の姿をしたヒューマノイドの両方を演じる桒木里夢(くわきりむ)は、200名以上のオーディションから抜擢された。。
公開決定の情報に合わせ、同作の特報映像も解禁された。箱を思わせる甲本家の俯瞰ショットから始まり、亡くした息子と同じ姿、同じ声のヒューマノイド・翔が発する「ただいま」の声に妻・音々が「おかえり」、夫・健介が少し硬い声で「いらっしゃい」と応える家族のやり取りが響く中、真剣な表情で創作に取り組む各々の姿が切り取られている。最後は、サン・テグジュペリ著『星の王子さま』の一節から着想を得たというタイトルを受け、一家3人が前方を見上げるシーンで締めくくられる。
また、森の中でそっと木に顔を寄せるヒューマノイドの翔の姿を捉えたポスターも公開された。
同作は、アジア、北米、ヨーロッパ諸国などほぼ全世界での配給が既に決定している。北米での配給は、これまで『パラサイト 半地下の家族』や『Anora アノーラ』など多くの話題作を送り出し、是枝監督作品では2022年の『ベイビー・ブローカー』を担当したNEONが手掛ける。
映画『箱の中の羊』

■監督・脚本・編集:是枝裕和
■主演:綾瀬はるか、大悟(千鳥)
桒木里夢
■製作:フジテレビジョン ギャガ 東宝 AOI Pro.
■製作プロダクション:AOI Pro.
■配給:東宝・ギャガ
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5月29日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー