3月6日(金)より日本公開される映画『ブルームーン』(原題:BLUE MOON)の新場面写真が解禁された。
実在したブロードウェイの伝説的な作詞家、ロレンツ・ハート(Lorenz Hart)が経験したある一夜の出来事を描く同作。『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』『ビフォア・サンセット』『ビフォア・ミッドナイト』の『ビフォア』三部作、『6才のボクが、大人になるまで。』などの数々の名作を生んだリチャード・リンクレイター(Richard Linklater)監督と名優イーサン・ホーク(Ethan Hawke)が再びタッグを組み、パーティで繰り広げられる愛と嫉妬、憧れに満ちた会話劇を繊細に描き出した。
ハートが思いを寄せる女性・エリザベス役は、『サブスタンス』での怪演も記憶に新しいマーガレット・クアリー(Margaret Qualley)が務める。ハートのかつての相棒である作曲家、リチャード・ロジャース役はアンドリュー・スコット(Andrew Scott)。脚本は、『僕と彼女とオーソン・ウェルズ』などのロバート・キャプロウ(Robert Kaplow)が手掛けた。
今回、同作のメイキング写真4点と、場面写真2点が新たに公開された。メイキング写真では、身長150cmと伝えられるハートに扮するため、頭髪を剃り、特殊効果を用いて撮影に挑んだホークの姿が捉えられている。これまでも数多くの役に挑み、リンクレイター監督と一心同体となって人物を演じてきたホークが「無理があった」と振り返り、「これまでの経験を総動員した、キャリアでも最もハードな役だった」と語る今回の役柄。実身長より約30センチ低く見える姿へと変貌し、オーバーヘアを施したホークからは、これまでのイメージとかけ離れた年配男性の役柄を完全に体現した名優の気迫が伝わってくる。

メイキング写真には、リンクレイター監督とホークが熱く意見を交わす1枚も。ともにおしゃべり好きとして知られ、1993年の出会いから、同作で10度目のタッグを実現した2人。だが、同作の撮影については「僕たちの立場を一変させた。危険な感じだった。少し口うるさくなって、才能の壁にぶつかっているような気がした」と後のインタビューで語られているほど、互いにとって新鮮なものだったという。歳月を重ねてきた2人の関係性を映し出した同作は、「彼らが得意とするすべてを見事に体現した作品」として高い評価を獲得している。

さらにメイキング写真では、舞台となるブロードウェイのレストラン「サーディーズ」の雰囲気を伝える監督のカットや、1940年代風の衣装に身を包んだマーガレット・クアリーの姿を見ることができる。場面写真では、エリザベスを演じるクアリーが真っ直ぐな眼差しでハートを見つめるシーンと、ハートがエリザベスへの叶わぬ恋心をロジャースに打ち明けるシーンが切り取られている。




同作は、日本時間3月16日(月)開催の第98回アカデミー賞にてオリジナル脚本賞と主演男優賞にノミネートされている。
『ブルームーン』
監督:リチャード・リンクレイター
脚本:ロバート・キャプロウ
出演:イーサン・ホーク マーガレット・クアリー ボビー・カナヴェイル アンドリュー・スコット
配給:ロングライド 上映時間 1時間40分 2K SCOPE (2048X858) 5.1ch
翻訳:齋藤敦子
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3月6日(金)新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテ他 全国ロードショー
【STORY】
作曲家・リチャード・ロジャースが、長年タッグを組んでいた作詞家・ロレンツ・ハートに代わる新たな相棒と組んだ初めてのミュージカル、『オクラホマ!』の初演の夜、1943年3月31日。ブロードウェイのレストラン「サーディーズ」で行われたパーティに招待されていた。
伝説の作詞家と評されるハートが過ごすパーティでの一夜。夜が明ける頃、彼が見つけたものは、何だったのか。