アメリカにおける「娯楽映画の帝王」スティーヴン・スピルバーグの監督最新作は、以前から「UFO映画」になると言われてきたが、まさに「ド直球」とも言える作品をぶつけてきた。
その名も『ディスクロージャー・デイ』。つまり「開示の日」という意味だが、今まで人類が知らなかった、もしくは隠されてきた、宇宙の秘密、宇宙人の存在などにアクセスするような物語になることが予測される。
解禁された予告編では、森の動物たちが何かを伝えようと集まってくる様子や「この果てしなき宇宙は、人類だけのものかしら?」という意味深なセリフがあることから、人間だけではなく、地球に住む者たちの概念を覆すような驚きが隠されているに違いない。
スピルバーグ監督の『未知との遭遇』(1978年)では、おもちゃや電子機器が誤作動、停電といった「兆し」が描かれていたし、『宇宙戦争』(2005年)のなかでも同じく電子機器や鳥の異常行動などが描かれていたが、本作の予告でも、いくつかの「兆し」を確認できる。その「兆し」が意味するものは、希望なのか、それとも絶望なのか……。
UFOと宇宙人いえば、スピルバーグ監督が生涯をかけて描き続けるテーマのひとつであり、原点ともいえる。しかし実は監督作品としてそのテーマに取り組んだのは、2005年『宇宙戦争』以来、つまり約21年ぶり。『フェイブルマンズ』(2022年)は、映画監督としての原点を探求する内容となっていたが、今作はスピルバーグの作家性における原点回帰なのかもしれない。
そして、『ジュラシック・パーク』、『宇宙戦争』でスピルバーグとタッグを組んだ脚本家デヴィッド・コープにとっても、直接的に宇宙をテーマとした作品を手掛けるのは、2012年の『メン・イン・ブラック3』以来、約14年ぶりだ。
スピルバーグもコープも、久しぶりのUFO映画ということで、気合いが入っているのではないだろうか。
現代版『未知との遭遇』としての期待も高まる『ディスクロージャー・デイ』は、2026年夏公開予定。
『ディスクロージャー・デイ』
出演:エミリー・ブラント、ジョシュ・オコナー、コリン・ファース、イヴ・ヒューソン andコールマン・ドミンゴ
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:デヴィッド・コープ
原案:スティーヴン・スピルバーグ
製作:クリスティ・マコスコ・クリーガー、スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮: アダム・ソムナー、クリス・ブリガム
配給:東宝東和
公式HP:disclosureday.jp
公式X(旧Twitter):x.com/universal_eiga
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2026年夏公開