展覧会『Exploring Ⅲ – かかわりから生まれる芸術のかけら -』が、1月15日(木)から25日(日)まで、大阪・中央区のOsaka Metro 本町ビル 1階で開催される。
障がいのある人の優れた作品を、現在活躍をする美術作家の作品とともに包括的に紹介することで、現代美術としての認識を広げ、評価を高めていくことを試みる同展。大阪府主催で、障がいのある人の作品を現代美術として紹介し、その社会的認知を広げていくためのプロジェクト「Art to Live」の一環として開催される。障がいの有無を超えた作品を背景や境遇にとらわれず並列に展示し、人の表現活動の根源を探求することも目的としている。
企画展では、2025年1月に東京・青山で開催された『Exploring Ⅱ -日常に息づく芸術のかけら-』をもとに、紹介しきれなかった表現を加えて新たな角度から人が表現をし続ける根源を探求する内容を展開。「学びのかたち」「記しと気づき」「感じるものたち」という3つのキーワードから、海外の美術館で作品が収蔵されている作家も含めた計9名の作品が紹介される。

《きいろ》2023年 キャンバスにアクリル絵具、木炭 62×73.5 cm

《Untitled》2024年 | キャンバスに油彩 41×31.8 cm
Courtesy of atelier ripehouse

《無題》 久美学園の壁面の記録写真、2021年10月20日撮影
Courtesy of art space co-jin

《無題》2024年 紙に油彩、アクリル絵具 135.5×82 cm
Courtesy of Galerie Miyawaki

《こわれながらうまれる(間違った言葉)1》 2024年 ビニールシートにアクリル絵具、膠、ウレタン樹脂系接着剤、木 36×50×10 cm
Photo: Maniwa Yuki

《牛乳パック》2014年ー(進行中)記録写真、2025年撮影 サイズ不定形

《とうもろこし》2024年 紙管にカラー釘、マーカー、染料、ボンド φ10×49.7 cm

《能楽の翁は》2000年 紙に油彩 38.2×54.1 cm

《御影石(大)》2017年 白黒系7色の紙輪(47,866個 / 6,838組) サイズ可変(長さ121.5m)
Courtesy of Gallery Yamaki Fine Arts Photo: Kirico
『Exploring Ⅲ – かかわりから生まれる芸術のかけら -』

出展作家:*50音順、計9名
大江正彦、かつのぶ、勝山直斗、齊藤彩、高田マル、中根恭子、平田安弘、松本国三、森本絵利
開催日時:2026年1月15日(木)~ 25日(日)
開催時間:10:00 ~19:00
*初日は13:00から、最終日は16:00まで *1月24日(土)はイベント実施のため11:00から
入場料: 無料
会場: Osaka Metro 本町ビル 1階(〒541-0053 大阪市中央区本町3-6-4)
Osaka Metro「本町」駅 7号出口直結