『第26回 東京フィルメックス』第1弾ラインナップ発表、ベルリン国際映画祭銀熊賞作など

11月21日（金）から30日（日）まで、東京・千代田区の有楽町朝日ホールとヒューマントラストシネマ有楽町で開催される『第26回 東京フィルメックス』の第1弾ラインナップが発表された。

同イベントは、アジアを中心に世界から新進気鋭の監督たちの作品を集めた国際映画祭。第1弾ラインナップとして、オープニング作品とクロージング作品が明らかになった。

オープニング作品として上映されるのは、ツァイ・シャンジュン（蔡尚君）監督の長編4作目『太陽は我らの上に』（英題：The Sun Rises on Us All）。同作は9月に開催された第28回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で主演のシン・ジーレイが最優秀女優賞を受賞している。

クロージング作品としては、フオ・モン（霍猛）監督の長編2作品目である『大地に生きる』（英題：Living the Land）を上映。同作は2月に開催された第75回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で最優秀監督賞（銀熊賞）を受賞している。

詳細発表に際し、デザイナーのIKKI KOBAYASHIによるメインビジュアルも公開されている。

また、映画祭の開幕に先立って、プレイベント『香港ニューウェーブの先駆者たち：M+ Restored セレクション』がヒューマントラストシネマ有楽町で11月14日（金）から18日（火）まで開催されることも決定。香港のビジュアルカルチャー美術館である「M+」が修復した「香港ニューウェーブ」の重要作品3本が一挙上映される。