三谷幸喜による新作ミュージカル『新宿発8時15分』が2026年春に上演される。
作 / 演出・三谷幸喜、音楽・荻野清子によるオリジナルミュージカル第1弾『日本の歴史』の初演は2018年のこと。約1700年にわたる日本の歴史を7名の俳優のみで描く構成とキャッチーな楽曲が話題を呼び、2021年夏には再演。このたび上演が決定した『新宿発8時15分』は、三谷、荻野のタッグによる第2弾ミュージカルとなる。
出演には、『子供の事情』(2017年)以来の三谷作品参加となる天海祐希、『日本の歴史』などオリジナルミュージカルへの出演は3作目となる香取慎吾、歌舞伎での活躍はもちろん、映像でも才能を発揮する尾上松也をはじめ、ウエンツ瑛士、シルビア・グラブ、新納慎也、今井朋彦、秋元才加、藤本隆宏、小澤雄太、大野泰広、中島亜梨沙、峯村リエ、小林隆、浅野和之、計15名が名を連ねている。
音楽を担う荻野は2022年上演の『ショウ・マスト・ゴー・オン』では役者として名を連ねていたが、今回は『子供の事情』『日本の歴史』同様、演奏家として舞台に登場予定。
なお、物語の内容などの詳細は、2026年1月上旬に発表される予定となっている。
NiEW編集部からのひとこと
上演する前から面白いに決まってる!なキャスティング。天海さんは『子供の事情』のアニキ役がハマっていて好きだったけれど、今回はどんな役になるかしら。
三谷作品をあれこれ思い出していると、まだ学生だったころ『日本の歴史』を劇場まで観に行った記憶が音楽とともに蘇ってきた。1番に蘇るのは三谷さんの本と各俳優、特に香取さんの「圧倒的さ」。いま私が抱えている悩みは、実は卑弥呼も悩んでいたことかもしれない。自分だけが不幸で、自分だけが抱えているように思えてしまう出来事もきっと「いつか誰かが悩んだ、悩み〜♪」。そうそう私、夢中になって三谷さんの作品をみていたのでした。
こんどのは一体どんな作品になるのだろう。あまり現在の世の中と直接呼応する作品を描く人ではない(というごく個人的な)印象があるけれど、これほどまでに混乱する世界で三谷氏はなにを提示するのだろう、なんだか祈るように期待してしまう。
『新宿発8時15分』
2026年4月~5月 東京・大阪・福岡 3都市にて上演予定
【作・演出】 三谷幸喜 【音楽】 荻野清子
【出 演】 天海祐希 香取慎吾 尾上松也 ウエンツ瑛士 シルビア・グラブ 新納慎也 小林隆 浅野和之 今井朋彦 秋元才加 峯村リエ 藤本隆宏 小澤雄太 大野泰広 中島亜梨沙
【一般前売開始日】 調整中
【企画・製作】
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公演特設サイトは、2026年1月上旬にオープン予定