反芻動物の舞台『紙風船』が10月24日(金)から26日(日)まで、東京・早稲田小劇場どらま館で上演される。
松﨑義邦(東京デスロック / サンロク)が中心となり、2025年1月に結成された反芻動物。近代戯曲の創作と上演を通して、作家が向けた社会への眼差しを「反芻」し、現代を眼差すことを試みているという。
第1回公演となる今回は、岸田國士が1925年に発表した短編戯曲『紙風船』を扱う。関東大震災から2年後に発表された同作は、資本主義の発展と都市化の進行が目まぐるしい時代に生活する夫婦が、豊かさを求める姿が描かれている。同公演の演出を務めるのは松﨑義邦。出演者には、新垣亘平と石原朋香が名を連ねている。
また上演後には「眼差し」を大テーマにしたアフターディスカッションが開催され、作家の永井玲衣、劇作家 / 演出家 / 音楽家の額田大志、文化人類学者の深海菊絵、小説家の大前粟生がゲストとして参加する。


反芻動物 第一回公演 『紙風船』

作:岸田國士
演出:松﨑義邦
出演:新垣亘平、石原朋香
衣装・宣伝美術ディレクション:永瀬泰生(隣屋)
舞台監督:伊藤美雪香
照明:中村仁(黒猿)
音響:丹野武蔵
舞台美術:結城真央(あまい洋々)
宣伝美術:古戸森陽乃(かるがも団地)
広報写真:横山将勝
制作:河﨑正太郎(譜面絵画)
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【スタートアップ助成】
協力:早稲田小劇場どらま館、江原河畔劇場、東京デスロック、隣屋、譜面絵画、黒猿、あまい洋々、かるがも団地、サンロク、エンパシィ
●会場
早稲田小劇場どらま館
〒169-0071 東京都新宿区戸塚町1丁目
●料金(当日精算)
一般
3,000円
U-30
2,500円
障害者・介助者・18歳以下
1,000円
3人割
6,900円
※各種割引チケットは受付で証明書をご提示ください。
※「障害者割引」は介護者1名様も同一料金で承ります。
※「3人割」をご利用の際はお揃いになって会場にお越しください。
●シェアチケット
1口500円〜
本公演では、シェアチケットを導入いたします。シェアチケットとは、通常のチケット料金に加えお支払いいただくことで、観劇をしたいが金銭的な理由で劇場に足を運ぶことが難しい方に作品をご鑑賞いただけるシステムです。
シェアいただいた金額は、反芻動物のSNS等で、事前にご確認いただけます。
●予約
https://reserve.tolpa.jp/reserve/7638913/ticket
●上演スケジュール
10月24日(金) 14:00★/19:30
10月25日(土) 14:00/18:00
10月26日(日) 14:00
※★=プレ公演(3人割以外はプレ公演料金として500円引きとなります)
※上演時間40分+アフターディスカッション30分を予定しております。
※受付開始・開場時間は開演の30分前になります。
【アフターディスカッション出演者】
10月24日(金) 14:00の回
反芻動物〔松﨑義邦・永瀬泰生〕
10月24日(金) 19:30の回
永井玲衣 様(作家)+反芻動物〔松﨑義邦・永瀬泰生〕
10月25日(土) 14:00の回
額田大志 様(作曲家、演出家、劇作家)+反芻動物〔松﨑義邦・永瀬泰生〕
10月25日(土) 18:00の回
深海菊絵 様(文化人類学者)+反芻動物〔松﨑義邦・永瀬泰生〕
10月26日(日) 14:00の回
大前粟生 様(小説家)+反芻動物〔松﨑義邦・永瀬泰生〕