冨田ラボの新曲“World Tree”。北村蕗をフィーチャー、作詞は折坂悠太

冨田ラボが新曲“World Tree”を9月24日（水）にリリースした。

冨田ラボは音楽プロデューサー・冨田恵一のオリジナルプロジェクト。2025年3月には新メンバーとしてArche、北村蕗、santa、ヨウの4人のボーカリストが加入し、新体制としてリリースを重ねている。

新プロジェクト第3弾となる同作のメインボーカルは、マルチプレーヤーとして注目を集める若手シンガーソングライターの北村蕗。作詞にはアーティストへ詞を提供するのはキャリア初となる折坂悠太を迎え制作された。タイトルの“World Tree”は日本では「世界樹」と訳され、世界中の様々な神話で、天地を結び生命を育む巨大な樹木として登場するという。

10月にはリリース記念のYouTube生配信が計画されている。冨田の自宅スタジオより楽曲の制作秘話やレコーディング時のエピソードを披露予定。

リリースに際し、北村からはコメントが届いている。

この曲を歌わせていただくにあたり、様々な想いがありました。私の声でどこまで伝えられるか、この歌に並べるほどの強さが私にはあるだろうか、自分の音楽を作る時にも、この歌はとても影響しました。
冨田さんの作るメロディはどこかすぐ消えてしまいそうな儚い印象があり、そこに折坂さんの歌詞が乗った時、ものすごいものができていると思ったと同時に、勇気が湧いてきました。
最初にこの歌詞を読んだ時、幼い頃の記憶に触れる言葉たちがたくさんあり、
自分が子供だった頃のことも考えました。情景は、全て私が見たものだ、と思い出すかのような感覚にもなれる不思議な言葉たちであると同時に、自然と海の向こうの子供達の未来に想いを馳せました。
感じたことを、一つ一つ大切に歌おうと思いました。

北村蕗