『日比谷野音 The Final 日比谷野音オープンデー』が9月23日(火・祝)に開催される。
大正12年(1923年)7月に日本初の本格的な野外音楽堂として開設されて以来、幅広い音楽分野の公演や数多くの舞台、行事などを催してきた日比谷公園大音楽堂。再整備工事に着手するため、10月1日(水)から使用休止となる。
同イベントは、建て替え工事前の「3代目野音」が一般開放され、入場無料で自由に見学できる機会となる。当日は、アーティストたちが実際に立ったステージ、楽屋裏に足を踏み入れ、普段は立ち入ることのできない場所からの景色や空気感を体感できるほか、「音楽の聖地」として数々の名演を刻んできた野音の歴史を物語る楽器や写真の展示も実施される。
『日比谷野音 The Final 日比谷野音オープンデー』
受付時間:9月23日(火・祝)10:30~16:00(予定)※入場無料
会場:日比谷公園大音楽堂(東京都千代田区)
受付場所:野音楽屋口
内容:野音ステージ開放、楽屋裏開放、アーティストの楽器、衣装、過去ライブの写真展示等を予定
※雨天決行、YAON内で傘はご使用できませんので予めご了承ください。
NiEW編集部からのひとこと
今度こそ本当にお別れなのか、風で木々が揺れ蝶が飛び、鳥や蝉の鳴き声が音楽と混ざる、向かいの大きなビルは今日も電気がついているなあ、とか思いながら見たいくつものライブが走馬灯のように・・・
今年度工事に着手する「予定」とまだ心配は残りつつ、4代目の野音にはぜひ売店のレジ数を増やしてほしい。いや、「演奏始まっちゃう!」とそわそわしながら手元にぴったり小銭を用意、ひとつの売店にみんなが並んで買うビールとスナックも、思い出のひとつだったかも。(編集部:柳瀬)