『エリック・カール展 はじまりは、はらぺこあおむし』が2026年4月25日(土)から7月26日(日)まで、東京・清澄白河の東京都現代美術館で開催される。
同展はアメリカの絵本作家エリック・カール(1929-2021)が手がけた絵本『はらぺこあおむし』の日本語版が2026年で50周年を迎えることを記念して、アメリカ・マサチューセッツ州にあるエリック・カール絵本美術館の協力で開催される回顧展。
『はらぺこあおむし』(1969年)や『パパ、お月さまとって!』(1986年)、『10このちいさな おもちゃのあひる』(2005年)など27冊の絵本の原画と、グラフィックデザイナー時代の作品、アイデアの構想段階で作られるダミーブック、コラージュに使用する素材(色や模様をつけた紙)など、約180点が展示される。原画の色鮮やかさ、デザイナーとしての造本の工夫、そして絵本に込めたこどもたちへの優しいまなざしを体験できる。
『エリック・カール展 はじまりは、はらぺこあおむし』
会期:2026年4月25日(土)~7月26日(日)
会場:東京都現代美術館 企画展示室1F/3F
主催:東京都現代美術館、エリック・カール絵本美術館、読売新聞社
協力:偕成社、コスモマーチャンダイズィング
本展は、2026年秋に福岡県立美術館、2027年春にあべのハルカス美術館に巡回予定です。