WOWOWで2026年に放送 / 配信される連続ドラマ『北方謙三 水滸伝』の第3弾キャスト情報が解禁。林冲(りんちゅう)役を亀梨和也が演じることが明らかになった。
シリーズ累計1160万部を超える北方謙三の大河小説『水滸伝』を原作とし、初の映像化となる同作は、正義を信じるひとりの下級役人・宋江(そうこう)が主人公。彼が記した「世直し」の書『替天行道』をきっかけに集結した「はみ出し者」たち108人が国家に挑む「命を懸けた叛逆の物語」が群像劇として描かれている。宋江を織田裕二、「はみ出し者」たちが結集する志の砦・梁山泊を率いる頭領のひとり、晁蓋(ちょうがい)を反町隆史が演じることが明らかになっていた。
林冲は「天下稀代の槍使い」として知られる天才武人。愛する者を国家の策略で失った悲しみを背負いながらも忠義のために戦場を駆け抜ける姿が描かれる。亀梨にとって今回の出演は個人事務所設立後初の映像作品で、時代劇で武人の役を演じるのも初めてとなった。情報解禁に際し、亀梨とプロデューサー・大原康明からのコメントが公開されている。
■林冲役・亀梨和也
四季を感じながらの撮影でした。林冲と同じように、冬は凍えるような苦しい寒さの中で撮影をして、春には緑の綺麗さと花の香りを感じ、そして夏の暑さの中で大きな山を登る。1年を感じながら、1つの作品ではなかなかできない経験をさせていただきました。
林冲を演じるにあたり、強さと弱さ・太さと細さ、のようなどちらでもない内面をテーマとして常に持って臨みました。完全に亀梨和也という人間とは離れ、日に日に自然と林冲にトリップしていく感覚があって、新しい自分自身の側面を見つけられた気がします。
時代劇で武人の役を演じるのは初めてだったので、本格的な馬上でのアクションも今回が初めての経験でした。自分のスキルとしては全くないところからのスタートだったので、7~8カ月かけて本格的に習って、馬上で違和感なく演じられるところまで成長できたので、アクションにも注目してもらいたいです。
撮影現場では織田さんや反町さんをはじめ、自分がこの世界に入る前からテレビで拝見していた方たちばかりでしたが、お二人がすごく自然体で我々にも接してくださり、「誰も壁がなく同じ志を持って現場にいる」という作品とリンクするような空気感でした。
本作からはどの時代にも通ずる人間の深さであり浅さであり、生きるというメッセージを感じます。善悪という簡単なものではなく、人それぞれが正義や志を持っていて、複雑な交わりの中で歪んでしまったものをどう捉えるのか。そういった人間模様の複雑さ・難しさを表しているのが「北方謙三 水滸伝」の魅力の1つだと思います。生きていく上で何を思い、誰を想うか、そういった温かさをこの作品から感じていただければと思います。■プロデューサー:大原康明
林冲は、『水滸伝』読者から圧倒的な支持を集めています。
誰もかなわないほどの強さを誇り、槍の腕前は天下一。
しかし、その胸の奥には切ないほどの弱さも併せ持ちます。
私も林冲の魅力に取り憑かれた人間のひとりです。
誰なら林冲を演じることができるのか。
それは、『水滸伝』をはじめて読んだ高校時代以来、永遠のテーマでした。
そんな中、亀梨和也さんと他の作品でご一緒した際に、華やかな佇まいでありながら、誰よりもストイックに作品に向き合われる姿、お芝居の力強さ、繊細さを間近で拝見し、心を鷲掴みにされました。
林冲を演じられるのは、亀梨さんしかいない。そう確信しました。
スタジオで衣装に身を包み、初めてカメラの前に立った亀梨さんの姿を見た時のことが今でも思い出されます。スタッフは皆、息を吞みました。「林冲が、ここにいる」と。
冬にはマイナス10度の雪山で撮影に挑み、吹雪の中を猛進し、夏には馬に乗り、平原をひた走る―。
その身体から放たれる気迫や猛々しさは、まさに原作の林冲そのものです。
あの頃、思い描いた姿でした。
きっと本作をご覧いただいた誰もが、亀梨さんの熱演に心を奪われるはずです。
是非、ご期待ください。
また、特報映像も解禁。宋江が『替天行道』を記す姿、晁蓋が馬を駆る様子、林冲が槍を構え戦いに挑む場面などが映し出されている。
『北方謙三 水滸伝』

出演:織田裕二、反町隆史、亀梨和也他
原作:北方謙三『水滸伝』(全十九巻/集英社文庫刊)
監督:若松節朗、村谷嘉則、佐藤さやか
脚本:藤沢文翁
音楽:村中俊之
エグゼクティブプロデューサー:西憲彦(WOWOW)
プロデューサー:大原康明(WOWOW)、古屋厚(ROBOT)、森安彩(共同テレビジョン)
制作プロダクション:ROBOT
製作著作:WOWOW
©︎北方謙三/集英社©︎2026WOWOW