映画『YUNGBLUD. ARE YOU READY, BOY?』が8月20日(水)から期間限定で公開される。
アニメ『怪獣8号』のOPテーマを担当し、SUMMER SONIC 2025にも出演が決定しているイギリスのアーティスト・ヤングブラッド(YUNGBLUD)。同作は、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の『Heroes』やU2の『Achtung Baby』など、数々の名盤が生まれた聖地として知られるベルリンの伝説的スタジオ「ハンザ・スタジオ」を舞台にした長編ドキュメンタリー映画で、世代を代表するアーティストが「自身の声」を見出す過程を描いている。16mmフィルムで撮影された映像や、YUNGBLUDの4枚目のスタジオアルバム『Idols』から新曲12曲のパフォーマンスも収録している。監督は、『アデル:ワン・ナイト・オンリー』『エルトン・ジョン・ライブ』『ザ・プロディジー』『グラストンベリー・フェスティバル』などを手がけ、グラミー賞を3度ノミネート、エミー賞&BAFTA受賞歴を持つポール・ダグデールが務める。なお、YUNGBLUDは『Idols』で3作連続全英アルバムチャート1位を獲得し、イギリスのロック・ソロアーティスト史上として最速を記録した。
また、同作は世界30か国以上、イギリス国内150館以上の映画館で上映が予定されている。日本では東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、大阪・テアトル梅田、京都・アップリンク京都、福岡・ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13の4劇場での上映予定。公開に先駆けてYUNGBLUDとポール・ダグデール監督のコメントが公開された。
今回の映画では、俺のこれまでで最も野心的なアルバムのリリースに伴う、まさに“今”という瞬間をリアルに記録したかった。ベルリンはいつだって完全にフィルターなしの“真実”を放っている街なんだ。ハンザ・スタジオに来るたびに、マジで“伝説的”だって感じるよ。
YUNGBLUD
ハンザには、演奏の合間の沈黙の中にすら歴史がある。天井は俺たちを覆い、過去のレジェンドたちの影が差し込んでくる。そんな中で自分に問いかけるんだ――
“俺は何者なんだ?”、“俺は何をこの世界に残せるんだ?”って。
アルバムが完成して、世に出る前の“その瞬間”は、アーティストにとって特別なんです。世の中の評価や雑音が入る前だからこそ、純粋にその空間に入り込める。外部の影響を一切排除して、Yungbludとまっさらな関係を築けたのは、本当に貴重でした。
ポール・ダグデール
変化の渦中にありながらも報われる、そんな時期にYungbludを記録できたのは名誉でした。ドム(=Yungblud)はこの映画制作に全身全霊を捧げてくれたし、僕たちが一緒に創った作品を心から誇りに思っています。
『YUNGBLUD. ARE YOU READY, BOY?』
・日本公開情報
東京・ヒューマントラストシネマ渋谷 8月20日(水)~※1週間限定
大阪・テアトル梅田 8月20日(水)・8月24日(日) ※2日限定
京都・アップリンク京都 8月20日(水)・8月24日(日) ※2日限定
福岡・ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13 8月20日(水)※1日限定
制作年:2025年/監督:ポール・ダグデール/出演:ヤングブラッドほか/プロデューサー:エイミー・ジェイムス、ステファン・デメトリウ、アダム・ウッド/製作国:イギリス/上映時間:約2時間/製作会社B.R.A.T Productions、Aldgate Pictures/サウンド:5.1ch