愛知県で開催される『国際芸術祭「あいち2025」』にあわせ、9月13日(土)から11月30日(日)まで愛知・瀬戸市の瀬戸信用金庫アートギャラリーで『瀬戸リソースバンク』展が開催される。
同芸術祭は、2010年から開催されてきた『あいちトリエンナーレ』を引き継ぎ、2022年に新たな芸術祭としてスタートしたもの。今回は「灰と薔薇のあいまに」をテーマに、9月13日(土)から11月30日(日)まで、愛知芸術文化センター(名古屋市)や愛知県陶磁美術館(瀬戸市)、瀬戸市のまちなかを会場に開催される。
瀬戸信用金庫の協力で開催される同展は、やきものの伝統を育んできた瀬戸の地域資源を同芸術祭のテーマを構成する重要な要素の一つと位置付け、ラーニングプログラムの一環として実施。やきものの材料となる陶土が堆積した地形や地質、固有の植物種が多く存在する中でも時代に沿って変化する植生についての知識を深めるため、瀬戸の陶土や窯業原料試料、植物の標本及びパネルなどが展示される。
同芸術祭には、瀬戸の資源についてさまざまな視点からリサーチを重ねて作品を制作するアーティストも参加。同展の展示資料が作品の背景の理解につながることも期待される。
チケットは不要で鑑賞できる。
『瀬戸リソースバンク』展
展示期間:2025年9月13日(土)~11月30日(日)
開館時間:10:00~17:00(休館日:火曜日)
展示場所:瀬戸信用金庫アートギャラリー(瀬戸市東茨町36-11)
※チケット不要でご鑑賞いただけます。