8月22日(金)に全国公開される映画『大長編 タローマン 万博大爆発』の予告編とポスターが公開された。
同作は、「1970年代に放送された特撮ヒーロー番組」という体裁のもと、岡本太郎のことばと作品をモチーフに制作されたNHK Eテレの5分番組『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』を長編化したもの。同番組は、日本を代表する芸術家・岡本太郎と特撮の組み合わせが話題となり、2023年に第49回放送文化基金賞のエンターテインメント部門の優秀賞を受賞、ディレクターを務めた藤井亮が脚本・演出賞を受賞している。
物語は1970年と、現在の2025年ではなく昭和100年として設定された「1970年代頃に想像されていた未来像」としての2025年を舞台に展開。万博開催にわきたつ1970年の日本に、2025年から万博の消滅を目論んでやってきた恐ろしい奇獣が襲いかかる。昭和の子どもたちが心を躍らせた未来の世界は、秩序と常識に満ち溢れ暗雲が立ち込めるが、岡本の作品『若い太陽の塔』を原案にしたタローマンは、万博を守るため、CBG(地球防衛軍)と共に未来へと向かう。
同作には『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』にも出演したサカナクションの山口一郎が解説として出演し、タローマンマニアとしてタローマンと岡本太郎を語る。また初登場となる新キャラも登場。解禁された予告編では、未来から来た機械人類の戦士・エランや、地底に潜むいのりの巨人・地底の太陽、封印されている恐ろしい奇獣・明日の神話の姿が映し出されている。
併せて解禁されたレトロ調のポスターにも、キャラクターが揃って登場。同作の公式サイトでは、キャラクター紹介のコンテンツが公開され、各キャラクターの特徴と原案となった岡本の作品が紹介されている。
『大長編 タローマン 万博大爆発』

出演
タローマン
太陽の塔 地底の太陽 水差し男爵 縄文人 明日の神話
/解説:山口一郎(サカナクション)
監督・脚本:藤井 亮
企画・プロデュース:竹迫雄也
プロデューサー:加藤満喜 桝本孝浩 倉森京子 柳本喜久晴 佐野晴香
撮影:藤本雅也
照明:東岡允
美術:伊藤祐太
録音:辻元良
衣裳・ヘアメイク:浅井可菜
編集:奥本宏幸
VFX:安田勇真 妻谷颯真
ポスプロコーディネーター:のびしろラボ
音楽:林彰人
監督補:佐野晴香
制作担当:富田綾子
宣伝プロデューサー:山澤立樹
製作:『大長編 タローマン 万博大爆発』製作委員会
制作プロダクション:NHKエデュケーショナル 豪勢スタジオ
配給:アスミック・エース
協力:公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団
協賛:キタンクラブ 三井住友海上 アルインコ 日本建設工業
【X】@eiga_taroman
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