5月23日(金)より公開される映画『サスカッチ・サンセット』(原題:Sasquatch Sunset)の本編映像が解禁された。
北⽶の霧深い森に⽣きる4頭の未確認動物・サスカッチの暮らしを描き、⾃然界の不条理と⽣への渇望、そして家族愛を通じて現代社会に「⽣きること」を問いかける同作。製作総指揮は『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』などの話題作を手掛けてきたアリ・アスターが、監督は菊地凛⼦が主演した『トレジャーハンター・クミコ』やエマ・ストーン主演のブラックコメディ『THE CURSE/ザ・カース』などを手掛けたデヴィッド&ネイサン・ゼルナーの兄弟が務めた。主演は『ソーシャル・ネットワーク』などで知られ、近年は監督や脚本家としても高い評価を得ているジェシー・アイゼンバーグで、プロデューサーも兼務している。
今回解禁となったのは、⼭奥深くに暮らすサスカッチ家族の⽇常を捉えた本編映像。緑が茂る⼭中をのんびりと歩き回り、⾷糧となるキノコや葉っぱを⾷べたり、喉が乾けば川へ⾏ったりと、大自然をマイペースに⽣き抜く様⼦がうかがえる。
同作で⾳楽を担当したのは、これまでも監督のゼルナー兄弟と何度となく制作を共にしてきたUSインディーシーンを代表する3⼈組バンド・The Octopus Project。今回は、ゼルナー兄弟から1970年代の⾃然をテーマにしたドキュメンタリー映画の雰囲気を求められ、撮影地のカリフォルニア北部ハンボルト郡へと⾜を運んで実際に歩き回りながらフィールドレコーディングを進めていったという。樹齢1000年を超える⽊々が⽣い茂るレッドウッド国⽴公園では、特殊な機械を通してバナナナメクジやカタツムリから発されている電気をキャッチし、⾳へと変換、さらに⾳楽へと落とし込む作業にも挑戦。⽂字通り「ありとあらゆるもの」の⾳を収録しようと奔⾛した。劇中では、サスカッチ家族それぞれの個性に合わせた楽曲も流れる。
『サスカッチ・サンセット』

監督:デヴィッド・ゼルナー&ネイサン・ゼルナー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ(『ソーシャル・ネットワーク』)、ライリー・キーオ(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)
製作:アリ・アスター(『ミッドサマー』『ボーはおそれている』)
⾳楽:The Octopus Project
2024年/アメリカ/88分/シネスコ/5.1ch/原題:Sasquatch Sunset/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム
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5/23(⾦)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー