プラダ青山店でニコラス・ウィンディング・レフンと小島秀夫がコラボ展開催

展覧会『SATELLITES: NICOLAS WINDING REFN WITH HIDEO KOJIMA』が4月18日（金）から8月25日（月）まで東京・表参道のPRADA青山店にて開催される。

監督 / 脚本家 / プロデューサー / クリエイターとして活躍するニコラス・ウィンディング・レフン（NICOLAS WINDING REFN）と、世界的に著名なゲームクリエイター / 映像作家の小島秀夫がコラボレーションする同展は、文化活動を行うプラダ財団の企画として開催される。

デンマークに生まれ、ニューヨークで育ったニコラス・ウィンディング・レフンは、24歳のときに脚本 / 監督を手がけた『プッシャー』でカルト的人気を獲得。2011年には監督作品の『ドライヴ』でカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞し、『ネオン・デーモン』など多くの作品が世界各国に配給されている。

『メタルギア』シリーズなどを生み出した小島秀夫は、ゲームクリエイターとして、ゲーム全体にストーリーテリングと映画的表現の革新をもたらした存在としても知られ、2015年には自身のスタジオである「KOJIMA PRODUCTIONS」を設立。2019年に同スタジオ初のタイトルとしてリリースした『DEATH STRANDING』は数々のゲーム賞を受賞し、世界的な評価を獲得している。

同展は、映画業界とゲーム業界が接近しつつあるという考えをもつ2人の相互関係や共鳴が表現された内容となっている。映画から着想を得て構成された会場には、友情やクリエイティブなコラボレーション、新しい技術と創造性、死とその後に残るものなど、様々なテーマで思索的な対話を繰り広げるレフンと小島の映像が映し出されるテレビなどを展示。またドレッシングルームには、映画のサウンドトラックや、AIが翻訳したレフンと小島の会話が録音されている多数のカセットテープが設置され、来場者は様々なテープを合わせてオリジナルな対話を組み立てることができる。

入場は無料。