『逗子海岸映画祭』が4月25日(金)から5月6日(火・祝)まで開催される。
2025年で第14回を迎える同祭は、「Play with the Earth」をコンセプトに活動する野外映画館プロジェクト・CINEMA CRAVANがプロデュース。神奈川・逗子海岸の砂浜に設置した野外スクリーンでの映画上映をはじめ、フードやバザー、各種アクティビティなどが楽しめる。

上映作品は日替わりとなり、今回は西アフリカの伝統を語り、歌い、奏でる世襲楽士「グリオ」を美しい音と映像で描き出した音楽ドキュメンタリー『グリオ― 魂を奏でる楽士 ―』が国内スクリーン初上映。アルジェリア出身のトニー・ガトリフ監督がフランス人青年とロマの人々の交流を描いた『ガッジョ・ディーロ』や、サーフムービーの原点にして最高傑作と言われる『エンドレス・サマー』、1990年代の東京を異国の目線で映したソフィア・コッポラ監督の『ロスト・イン・トランスレーション』などもラインナップされている。また、志津野雷監督によるドキュメンタリー『Beyond “documenta fifteen”』は、Play with the Earth Orchestraの生演奏とともに上映される。


野外上映は日没後となるが、日中はCINEMA TENTで国内外の映像制作チームによるショートフィルムの上映や、無声映画に生演奏をアレンジするライブも行われる。そのほかにも多彩なコンテンツが用意されており、キッズデイとなる4月27日(日)には、スチャダラパーのBoseとヒューマンビートボックスの第一人者であるAFRAによるビートボックスのワークショップ&ショーケースが開催。4月29日(火・祝)には民謡クルセイダーズ(小編成)のライブと映画『ブリング・ミンヨー・バック!』の上映、5月1日(木)には高木完と竹中直人によるトークショーなども予定されている。


『第14回逗子海岸映画祭』

開催場所/神奈川県逗子海岸
日程/2025年4月25日(金)~5月6日(火・祝)
開場/13:00 ※初日のみ15:00
※雨天開催・荒天中止
入場料金:
◆一般 ¥3,000
◆逗子市民 ¥1,500(※要身分証明証)
◆中学生以下無料(※中学生は要学生証)
チケット:
◆前売り券 2025年3月30日よりオンライン販売中
https://cinema-caravan.zaiko.io/e/zushifilm2025
◆当日券 逗子市民割引チケットのみ枚数限定にて会場で販売
※要身分証明証
※一般の当日券の販売はありません
主催/逗子海岸映画祭実行委員会
共催/逗子アートフェスティバル実行委員会
協力/逗子市 逗子市観光協会