ゴセキカクの舞台『#ヘスティア』が10月31日(木)から11月4日(月・祝)まで、東京・王子神谷のシアターバビロンの流れのほとりにてで上演される。
俳優の後関貴大を主体とした演劇企画である、ゴセキカク。2022年には『明けちまったな、夜。』を上演した。
第2回目の公演となる『#ヘスティア』は、VTuberと家族がテーマの、ディスコミュニケーション会話劇。実家暮らしのアラサーのフリーターである出雲悠太が、前職の同僚から VTuber「丙栖てぃあ」を勧められるが、その正体は、音信不通になっていた妹の環奈だったというストーリーになっている。
脚本 / 演出を務めるのは後関。出演者には奥泉、樋口双葉(マチルダアパルトマン)、神野剛志、佐瀬恭代、岡本セキユ、サラリーマン村松(劇団鋼鉄村松)、一嶋琉衣(吉祥寺 GORILLA / yhs)、河村慎也(南京豆 NAMENAME)が名を連ねている。
初めましての方は初めまして。
後関貴大
お久しぶりの方はお久しぶりです。ゴセキカクの後関です。
この度、二年ぶり、二度目の作・演出をすることにしました。
おかしいな、一度きりで終われるようにゴセキカクなんてこっ恥ずかしい名前を付けたはずなのに。
それでも今、どうしても書きたいことがありました。
だから、二回目をやります。
僕はインターネット、とりわけ SNS 上で見かける承認欲求の暴走、私刑、諍いや争いがどうしても苦手です。
それと同じくらい、父が苦手でした。詭弁の上手い、気分屋な父でした。
そんな父がつい最近亡くなりました。
僕は父のことをどう思っていたのか、未だ答えが出せずにいます。
ネット上の他人は良いところも悪いところも嫌でも目に付くのに、血を分けた家族のことは何もわからない。
今作品ではそんなチグハグなディスコミュニケーション会話劇を作りたいと考えています。
どうか、見届けていただけますと幸いです。
ゴセキカク『#ヘスティア』
【作・演出】
後関貴大
【出演】
奥泉
樋口双葉(マチルダアパルトマン)
神野剛志
佐瀬恭代
岡本セキユ
サラリーマン村松(劇団鋼鉄村松)
一嶋琉衣(吉祥寺 GORILLA / yhs)
河村慎也(南京豆 NAMENAME)
【スタッフ】
舞台監督:ワタナベユウタ(株式会社 K-works)
音響:近藤海人(かまどキッチン / オドリバ)
照明:上田茉衣子(LICHT-ER)
制作:池田智哉(24/7lavo / feblabo)
宣伝美術:久保磨介
Vtuber イラスト・モデリング:はるぴよ
主催:後関貴大
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]
●会場 シアターバビロンの流れのほとりにて
●日程 2024 年 10 月 31 日(木)-11 月 4 日(月・祝)
●料金 一般:3500 円 学生:2000 円
●タイムテーブル
10月31日(木) 19:30
11月1日(金) 14:00 / 19:30
11月2日(土) 14:00 / 18:00
11月3日(日) 14:00 / 18:00
11月4日(月) 13:00 / 17:00
※上演時間:各 100 分程度
こりっちの公演ページ:https://stage.corich.jp/stage/337169
団体 X(旧 Twitter):https://x.com/gosekikaku